このようにして、コンピュータ担当者の「誇り」である「大量性」「高速性」「即時性」、すなわち、
◆「大量性」・・トヨタ部品共販大阪(共販)さんのご協力で
品番マスターが12万点となり、
自社に在庫していない部品が注文されても
共販さんに在庫されている事が分かり、
実務上で大きなメリットを生み出しました。
◆「高速性」・・小型のオフコンという機種でしたが、先の
共販さんのマスター12万点を処理する
ために「コア・インデックス処理」という
手法で小さなマスターと同じレスポンスを確保
できるようにし、大型機の処理よりも早い
かもという評価を頂きました。
◆「即時性」・・画面を分割処理する方法などで、
9600bpsという伝送速度ながらも
レスポンスタイムが約1秒以内というもの
になりました
を満たすリモート・オンラインシステムができました。
ところが、実際に本格運用を始めると、担当者の方が「ファンクション・キー」(F8などと言うキー)を押すのが面倒臭いというのです。彼らは、エンターキーを2度押せば伝票発行して欲しいというのです。なるほど「エンターキー」ならば、指の移動もなくスムーズだと分かりました。この要望を取り入れた「改良」を短期間で行いました。
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