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** AMIニュース 2008年 5月24日 **
メールは、弊社のお客様に送っています。 Vol.70
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1.トピックス
皆さん、こんにちは、栩野(とちの)です。
今日は、午後から雨という予報で、蒸し暑い感じがします。
今朝は、TVで「うつ病」を取り上げていました。
どんどん、社会が進歩して「忙しく」なっています。
この「忙」という漢字は「心を亡くす」と2文字でなりたっています。
同僚との会話もメールという状態では「うつ病」も仕方ないかも知れません。
「セルフ・エスティーム」(self-esteem)という言葉があります。
Yahooで検索すると18,000件もヒットしているとの事です。
「自分で自分を誉める」というような事ですが、私は、コンサルタントとして
独立する前に、この言葉に初めて出会いました。
私の実践法は、「花まる主義」です。
その日の出来事の内、「よかった事」だけを思い浮かべて1日を終わるのです。
具体的に、手帳に「花まる」(◎)を書き入れるようにしたのです。
この習慣を身につけることで「独立」と言う「波乱万丈」の人生を
今まで、乗り切ってこれたと思っています。
「自分で自分を誉める」、手帳に「花まる」(◎)
と単純なことですが、効果的でした。
さて、今回は「レンガ積みの法則」と言われるものを書いています。
ぜひ、http://www.web-ami.com/siryo/070.pdfをクリックしてください。
【バックログは】
http://www.web-ami.com/siryo.html
次に、今日の「楽笑カレンダー」には
「よい人生とは よい夢を もつ事から始まると言う」
とあります。
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私は、楽笑さんの「訓」の中で、この言葉が好きです。
私は、58才ですが「夢」というものを大切にしたいと思っています。
身近な夢、10年先の夢・・儚いものかも知れませんが、
自分の生きるエネルギーとして大切にしたいのです。
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『1:1.6:1.6^2の法則』
1.「1:1.6:1.6^2の法則」
前号で「成果」=f(能力、やる気)という公式をご紹介しました。
参照:http://www.web-ami.com/siryo/069.pdf
「能力」=Σ(知識)xΣ(経験)と定義したように、
知識を与える事、そして、それを使って実践する事で、
能力はドンドン高まって行くと書きました。(そうでもない?)
ところが、もう一つの変数である「やる気」は、精神の問題が大きく
絡むので、常に一定とは行かず、プラスにもゼロにも恐ろしい事に
マイナスにもなってしまうものです。
船井先生は、この「やる気」を「レンガ積みの法則」として、
「1:1.6:1.6^2の法則」と公式化されています。
すなわち、1は、何も知らされずに、レンガを積んでおけと言われた状態、
次に、受身の状態の作業能率とすると、監督者から教会の塀を作ると
教えられて、どのようなものを作るかを納得してゴールが描けている状態
の時の作業能率は、1.6倍に跳ね上がるのです。
例えば、朝の通勤時に、忘れ物を取りに引き返している時のスピードなどが、
それに当ります。
さらに、自主的に動いている状態ならば、知恵が働いて、その1.6倍、
すなわち、1.6^2=2.56倍に作業能率が跳ね上がるのです。
【全文を印刷される場合は、下記をクリックしてください】
http://www.web-ami.com/siryo/070.pdf
2.「知恵」が出る状態
右の「訓」は、楽笑さんのメッセージをDFGクラフト遊W5という
フォントを使って「遊書」風にしたものです。
楽笑さんは、
「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が
出る 手ぬきなや〜 楽笑」
と書いておられます。
先ほどの「レンガ積みの法則」で言えば、1.62という状態は、
「一生懸命」でドンドン「知恵」が出ている状態を指しています。
前号で、「やり甲斐」=「目標」+「苦労」+「自主性」+「評価」と公式化していますが、
まさに、1.6^2という状態は、「苦労」と「自主性」が相乗効果を発揮して
いる状況なのです。
おそらく、現場では、どんどんアイデアが生まれて、「刻々変化」という状況で
あり、さらに、「改善」という意味でも「ああしたい、こうしたい」という前向
きな意見や実践が行なわれている状態です。
「改善活動」という意味では、改善提案がドンドン溢れている状態なのです。
ところが、現実は、「愚痴」や「言い訳」をする人が多いのも事実であります。
「先生、そう言っても・・」という反論が出る場合、
大きくは、2つの原因があります。
1つは、ハッキリと部下に伝わっていないで、現場は動けないという
上司の問題であり、
もう1つは、「やる気」の欠如であります。
この「やる気」を引き出すことが究極の課題なのです。
「成果主義」という事も一案ですが、それだけでは、うまく展開しないのが
現実なのです。
ここで、もう一度、「やり甲斐」=「目標」+「苦労」+「自主性」+「評価」の公式に
戻るのですが、やはり、「目標」(ゴール)をイメージする事と「評価」と
いう人間的な課題がクローズアップされるのです。
「労う」という感じが示すように、
「評価」の基本は、相手の「苦労」と「自主性」を認め、
それを「ねぎらう」事なのです。
漢字で「労う」という書くように、具体的な「労」に対して、感謝の言葉を
かける事なのです。
最近は、管理の面が大きくなって、この「労いの言葉」がない職場が結構、
多くなっているのです。
これでは、「やる気」が萎んでしまいます。
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3.「支援の四原則」
63号「十牛図」でも触れましたが、「あれ、どうなっている?」という
一言が重要です。
参照:http://www.web-ami.com/siryo/063.pdf
「関心」を示す事が重要なのですが、多くの場合、言いっ放しの状態であり、
自分が困った時に「あれ、どうなっている?」というのでは、
虫が良すぎるのです。
普段から「関心」を示す事が重要なのです。
その方法の一つが「あれ、どうなっている?」という問いなのです。
右の図は「支援の四原則」というものを表しています。
関心を示して「あれ、どうなっている?」と声をかける事で、
状況が把握できるようになるのです。
もし、困った状態ならば、助言・助力という方向に進んで未然に対応策を
打つことが出来るのです。
本当に、シンプルな事ですが、途中の一言は重要な意味を持っています。
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4.シンプルに現場管理者のPDCAサイクルを回す
右は、トヨタ時代に教わった「管理者の3大能力」です。
私たちは、「さぁ、これをやろう!」と具体的に指示していました。
この「これ」も一つの目標なのです。
難しく表現すると「5W2H」で示すとなるのですが、
私たちは、「いつまでにやろう」という事で示していました。
少人数なので、こんなカンタンな方法で良かったのです。
次の「部下を育成する」という点は、「あれ、どうなっている?」という
中間チェックで実施していました。
うまく展開しているならば、「激励」するだけで良いのですが、
そうでない場合は、状況を聞いて、一緒になって考える事から始めるのです。
往々にして「非難」するだけという管理職も多いものです。
ワァワァと喚くだけで人が変ると思っているのでしょうか?
そんな人が現実におられます。
「言ってある!」というだけで「行動」が「成果」につながると
思っているようです。
あきれます。
私は、「ところで、あなたは、どんな風にしてきたの?」と聞くようにして、
対応策を考えるようにしています。
「さぁ、こうしよう」という目標(P)を具体的に示して、
「あれ、どうなっている?」と途中で関心(C)を示して、
問題が発生しているなら「じゃ、こうしょう!」と対応策(A)を示す
というのが、現場管理者のPDCA管理であります。
こんなシンプルな事から職場が変って行くのです。
不思議ですが、自ら行なう凡事徹底で職場を変えて行きましょう。
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【まとめ】
1.「レンガ積みの法則」=「1:1.6:1.6^2の法則」
2.「一生懸命だと知恵が出る 中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳が出る」
3.「支援の四原則」・・関心・激励・助言・助力の順。
4.「さぁ、こうしよう!」
「あれ、どうなっている?」
「じゃ、こうしょう!」の現場管理者のPDCAサイクルを回す
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