AMIのメールニュース LOG



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     ** AMIニュース 2008年 1月 5日 **

     メールは、弊社のお客様に送っています。 Vol.45

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1.トピックス

今年は、昨日からお客様の会議に出て、新年会というパターンを繰り返して
います。

今日は、京都のお客様でした。

このお客様とは平成11年からのお付き合いなのですが、
当方は、Faxマーケティングのみであり、
その他は、診断士の先生が指導されていたのです。

昨年夏に、社員さんからの提案で当方が診断士の先生の領域も受け持つ事に
なり、新年になったので、パソコンとプロジェクターを持ち込んで、
資料を見てもらいながら、課題を書き込んで行く方式を実施したのです。

実は、この方式は、当社のお客様では普通になっているのです。

会議は「考える」ことが重要であり、それを引き出すシナリオを用意して、
プロジェクターで投影しながら、各ポイントを討議して決めて行くのです。

初めての試みでしたが、皆さんが真剣に考えてくださり、初めてとしては、
自己満足の行く内容でした。

その後、新年会でしたが、盛り上がったのは、皆さんが満足してくれた証拠
と喜んでいます。


さて、今日の「楽笑カレンダー」には
「水は器にあわせて生きると言う 笑てなはれや〜」
とあります。
http://www.rakusho.co.jp/

「教条主義」という言葉がありますが、状況は刻々と変化するので、
水のように器にあわせて変化することも大切です。

「K・Y」という言葉が昨年の流行語ですが、
年寄りも、意外に、若い人に「自己中心的」も含めた「教条主義」な方が
多いように思っています。

「ちょっとの差」とよく言いますが、それを敏感に「違う」と言って拒否する
そういうパターンの若者が多いように思います。

皆さんの周囲は如何でしょうか?


今日の「コラム」は「らしさ」です。

またまた、長文ですが、よろしくお願いします。


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2.コラム:「らしさ」について(筆者:栩野 正喜)

■「らしさ」

このメールは、正月休みを利用して書いています。

前号で、今年59才になると書きましたが、友人からメールで
「栩野君らしいなぁ。よく12年も頑張っている」
という励ましの言葉を頂きました。

友人の「栩野君らしいなぁ」という
私の「らしさ」って、どんな風なのか?
と考えて見ました。

お客様に
「穏やかな顔で、いつも笑顔でいるのを真似したい」
と言われた事があります。

しかし、実は、若い時、いわゆる「ゴンタ」と呼ばれて、
★社長に直訴してIBMのコンピュータを導入してもらったり
★社内のシステム開発に飽き足らず、社外の開発をする許可をもらったり
★トヨタのC80システムに対抗して、自社開発でオンライン化したり
★経営企画を担当した時は、トヨタの物流改善のモデル店になったり
★テレ・マーケティングの時代と言って、NTTの指導を受けて、
 テレ・マーケティング室を作ったり
・・
と色んな事にチャレンジして来ました。

船井総研で勉強した時は、自費で行きました。

ともかく、「やりたい」と思ったら「行動」していました。

よく「失敗したら・・」と先に不安に襲われて動けない方が多いですが、
もちろん、社長の信頼を受けていたのもありましたが、
私は、「必ず、出来る!」と猛進しました。

当時の常務から自己申告の評に「Too−Hot」と書かれた位でした。

平成7年に独立したのですが、
「何とかなる!」
という気合だけでした。

それから、12年半が経ち、もうじき60才という年齢になり、
「Too−Hot」
も随分、穏やかになりました。

今、「自分のらしさ」って、どうなっているのか?
と思っています。

全てのお客様の指導が「成功したか?」と言われると
ちょっと手に負えない事態で困った事も多々ありました。

船井先生は「過去オール善」と教えて下さいましたが、
「これらの困った事態を何とか克服して来た」
という自負も大きな「自信」になっています。

友人の「栩野君らしいなぁ」という評は、
この「自信」が大きくなっているように映っている
という事にありそうです。

ホントに、「苦境の時に、磨かれる」と噛み締めています。

私がこれから目指す「らしさ」は、
★トヨタやIBMという世界一流を「人肌」で伝えて「気づき」を起こす
★その「気づき」を「改善パワー」に具現化させる支援を行い
★システム化で「定着」化させる
という
「改善」x「システム」
での指導力にあると思っています。


■「プロらしさ」

ある友人が年賀状で、
「今年、還暦を迎え、定年延長で時給850円の生活になります」
という意味の事を書いておられました。

「定年延長」も色んなケースがあると思いますので、
彼のケースは極端な方かも知れないと思っていますが、
確かに、給料は大きくダウンするようです。

何よりも「肩書き」が変わるケースでは、大変と思います。

12月1日号(http://www.web-ami.com/mailnews/071201.html)で
★「退職後の雑学生活入門」
をご紹介していますが、
「立場」が変わって、気まずい思いで仕事している方も多いようです。

年をとると実績も重要ですが、
「若い人とうまく付き合う」
という事の方が余程大きいと思います。

その「道」を貫いて来た方では、
プライドとの葛藤という場面も多くあると思います。

その辺が「コツ」なのですが、
「自分もコンサルタントとして活躍したい」
と相談を受けるのですが、
「自分の経験が全く活かせない『他社』に単独で乗り込む」
という事実を話して、
「あなたのプロらしさは、何なの?」
と改めて聞くようにしています。

この「プロらしさ」が重要なのです。

社内で頑張っていた実績は、所詮「アマ」なのです。

よくゴルフを例え話にするのですが、
★アマのトップは、自分のこだわりで勝つのだが、
★プロは、どんな条件下でも勝たねばならないのだ
と話すのです。

この「アマとプロ」という話をして、
自分のサラリーマン時代とコンサルタント生活の相違点を話して
「気づいて」もらうようにしています。

私は、
「プロらしさ」とは、どんな条件下でも結果を出す事
と考えています。

幸い、私の場合、
★レスポンス・マーケティングでも何とか結果を出して来た
★改善でも素直なお客様に恵まれて成果につながった
★システムは、よいパートナーに恵まれて上手く納入できた
★社員に恵まれてコンテンツづくりもうまく行った
というケースの方が多かったので今日に至っていますが、
「結果を出せなかった」
みじめな時もあったのです。

平成6年に船井総研で約100人の仲間と勉強したのですが、
優秀な人も沢山おられたのですが、
2年もしないうちに大多数の方がサラリーマンに戻られた
というのも事実なのです。

「優秀」というだけでは「プロ」になれないので、
何か「プラスα」が必要なのです。


■自分流で「らしさ」を磨く

この「プラスα」は、私の場合、
平成8年4月から送信し始めた
「AMIコンサルティングFresh&Hot情報通信」
(参照:http://www.web-ami.com/tushin.html
というB4版1頁の情報発信だったのです。

当初は、サラリーマン時代の友人が殆どだったのですが、
月に2回、友人宛に
「栩野は元気に頑張っている」
という思いで書き始めました。

それから「お客様」が増えて送信先は500社を超えていますが、
この2日に283号を無事、送信しました。

このメールも同じですが、
ヒマな時間にヒラメイた事をともかく書くようにして、
バックログを沢山用意しています。

前号で、楽笑さんの
『一生懸命だと知恵がでる
 中途半端だと愚痴がでる
 いいかげんだと言い訳が出る
 手ぬきなや〜』
をご紹介していますが、
ホントに「ヒラメキ」がドンドン湧いて来るのです。

私は、「ヒラメキ」こそ自分らしさと思っています。

次から次へと「ヒラメク」ので、お客様が付いて来れない場合もあり、
「うちの会社では、栩野さんのパワーに付いていけない」
と少し緩めて欲しいという社長さんもおられました。

この時に
「社員さんが行動に移して成果が出るまでに時間がかかる」
という点に気づいたのです。

少し脱線した感じですが、
もちろん「知識・経験・根性」の3拍子の揃う分野で指導するのが一番
であります。

私の一番は
「改善」x「システム」のコンサルティング
なのですが、
★Web2.0時代のマーケティング・ノウハウを磨き
★レスポンスを成果に結びつける「手順・ツール・トーク」づくりの
 「改善」で「人づくり」を行い
★「IT」を活用して「見える化」という「システムづくり」
で自分流の「らしさ」を磨きたいと思っています。

皆さんに「ちらしはお客様への手紙」という信念で、
これからも情報発信して、自分をドンドン磨いて行きたい
と思っています。

このメールは、私の本業への「セルフ・エスティーム」という役割であり、
一方的に送信することで「自己満足」の快感を味わって
「元気」になっています。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


■まとめ

・「自分のらしさ」って、どうなっているのか?

・その「自分のらしさ」はプロとして通用するか?

・自分流の「らしさ」を磨いて「元気」になる

■当「AMIニュース」のバックログは、
http://www.web-ami.com/mailnews/main.html
でご参照ください。

 

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