月刊AMI Vol.4 10月号 ■△▽●○□

最近感じること・・「テロの影響」
9月11日に起こった「テロ事件」で株価が急落して「テロ恐慌」化しています。 

一説によるとテロ・グループが資金獲得の手段に「テロ」を悪用しているのではないかと言われています。 

それは「空売り」のシステムを活用して、例えば、米国などの保険会社株を「テロ」の直前に「空売り」して、テロ後急落する株価を見て「買い戻す」という手順で巨額の「利ざや」を得ることができる訳であります。 

首謀者と目されるラビン氏はこのような資金調達システムを構築しているとの話であります。 

また、「ニムダ」というウイルスでも「ネット・テロ」が騒がれています。 金融システムやネット・システムに詳しい集団のようですが、自分達の視野だけではなく、グローバルな視野に立って人類の幸福のために「能力」を活用して欲しいものだと思います。

ともかく、「セキュリティ」という事がクローズアップされます。 システム面、日常の生活面など今まで余り気にしていない分野に「危険」が潜んでいます。 

笑うよな話ですが、当社のネットに接続していないパソコンがウイルスに感染していました。 結局、ほぼ1日を費やしてOSの交換からソフトの再インストール・データのリカバリーと無駄な時間を費やしてしまいました。


 「セキュリティ」にコストをかける時代に突入したと実感いたしました。



「成長エンジン」について
経済はデフレになっていて、中小・中堅企業には、相当厳しいアゲンストの風が吹いています。 

「下り坂」の経営は、粗利が相当とれても「資金」の面で苦しむ傾向にあります。 この時期に一番重要な政策は、いわゆる「リストラ」を敢行することであります。 「利益部門」として伸ばすベクトルと「不採算部門」として撤収も辞さずというベクトルであります。 

しかしながら、単純に経営ができないものであります。 「不採算部門」は、競争も激化しており粗利率がさらに低下する傾向にあります。 売ろうとすると確実に粗利率を低下させることになりますが、資金的にはそれを覚悟に販売することになります。

 これは、確実に「悪循環」であります。 その一方で「利益部門」が維持拡大できれば、なんとか収支の目処がつくものですが、その拡大のスピードは近年極端に低下しています。 

2つの部門のバランスを維持できる営業コントロールが必要になっています。 


いま成功している「利益部門」づくりは、自社のコア技術と他社Bのコア技術を提携(アライアンス)ビジネスでローコストかつスピードUPする方法であります。 もちろん、アライアンスが成立するには各種の条件を克服する必要があります。

当社のお客様が成功している要因の一つは、当社の「Faxちらし」を中心としたPR力を背景とした強力な営業力であります。

「成長」するには、1.一番商品2.それを営業するシステムであります。 マンパワーを極限まで効率化するIT戦術を自分サイズで取り入れることが大切であります。 

この時期、「IT戦術」による伝達力の有無が大きな分岐となるコア・コンピタンスとなります。


「Faxちらし」を核とした「ちらし」「DH」「Web」「B2B」「eちらし」などの連続したPR力が競争優位を作ります。 一度、ご検討のほどお願いいたします。 



最後に
9月16日に事務所を引越しました。

 前事務所は、定員3名で設計したこじんまりした間取りの所でした。 実は、購入物件なので、5名になるまでガマンしておりました。

 しかし、実際に5名になってしまうと「息苦しい」という表現がピッタリになってしまいました。 今回は、実質約3倍の広さの部屋を借りて引越しました。 定員は10名の設計なので少し余裕があります。

ここで思うのは「あそび」の精神であります。 自動車のハンドルにも「あそび」があるのはよくご存じだと思います。


 私は、案外、固苦しく生きている方の人間のようですが、年齢も52になって相応の「幅」が出来てきたと思っています・・社員は、恐らく否定するでしょうが。 

事務所にスペースのゆとりができ、応接室や社長室と言った特別な空間(あそび)ができるようになりました。

戦略的脱皮は当社の主張ですが、これで2度脱皮(引越し)いたしました。 「脱皮しない蛇は死ぬ」という格言があります。 当社の次の脱皮はいつ来るかを期待しています。


こんな物理的な脱皮もまた重要だと痛感しています。

3/3