<月刊AMI>2025年11月号 Vol.290 ■△▽●○□


1.「一寸先は光」

右掲は大阪府神社庁の10月のお札。

「一寸先は闇でも、その一寸先には光がある。」
(やなせ たかし)
とあります。

一般的には「一寸先は闇」と言いますが、
これは、「未来はどうなるかわからず、注意が必要である」という戒めの意味を含んでいます。

一方、「一寸先は光」という言葉には、
「今がどんなに困難な状況でも、この先に必ず希望がある」
という強いメッセージが込められています。

この言葉の相異は国民民主党の玉木さんと日本維新の会の吉村さんの行動でも
ハッキリと分かります。

玉木さんは「首相になる覚悟がある」と言いながら立憲からの呼びかけに躊躇したが
一方、この躊躇する状況を見て吉村さんが「定数削減」を掲げて自民の高市さんに歩み寄ったのです。

「政治とカネ」にこだわると自民は動けないので「定数削減」を掲げたのです。

多分、直感的に躊躇の状況から「一寸先の光」として「定数削減」を見出し、
熱い情熱で即行動に移す瞬発力を発揮したのです。

連立して「維新」が消えても構わない、
自分たちの信念である「身を切る改革」で勝負する
という強い信念だったのです。

ワイドショーなどで吉村さんが呼ばれて
「定数削減」が出来ないなら連立しない
とキッパリ答えたので評論家たちは豆鉄砲をくらった感じになったのです。

一方、玉木さんは自分たちの政策を実現するチャンスを逃し、
支持率低下という結果になったのです。

「一寸先の光」を物にするには
「直感力」を信じて「熱量」を上げて「瞬発力」で進む
この流れで「福の神様」をつかむことが重要。

何事も「やってみないと分からない」と楽観的なスタンスで
「壁」に向かって行くことがポイントと思っています。


2.最後に
長く暑い日が続きましたが、あっと言う間に「秋」が通り過ぎようとしています。
先月、3人の息子と飲み会をしました。私も「傘寿」なので息子たちと話せる機会が限られてきたと思い、少しずつ「伝えておきたいこと」を少しお酒の力を借りて話しました。どれだけ「心」に残るか分かりませんが役立って欲しいと思っています。



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