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<月刊AMI>2025年8月号 Vol.287 ■△▽●○□


1「男の峠道」

右掲は三波春夫さんの「男の峠道」。

三波さんは’23年の生まれですから、67才の時の曲です。

歌詞はそれぞれ
・「苦労六つに喜び一つ 後の三つは世間が決めた」
・「汗が六つに根性一つ 後の三つは運命に任せ」
・「義理が六つに身体が一つ 後の三つは女房に借りた」
で始まり、「男 五十の峠道」と続きます。

「五十」は二十歳から 仕事の道に入ったとすると丁度30年経過した時で、それなり に社会的な安定感が出来た頃です。

そして、「よかったな よ かったな お前と二人でよかったな」で絞め括っています。

私の場合、46才で創業してから30年が経過。

お陰様で先月、事業承継をして法務局の登記も済ましました。

有限会社なので資本金300万円ですが、無事に全額株式移譲いたしました。

ようやく、肩の荷が下りたと実感しています。

現在は相談役と名乗っていますが、
今まで通りに自宅と事務所の往復というサイクリックな生活を続けて
アンチエイジングに努めたいと思います。

「峠」にも「片峠」という言葉がありますが、
ホントの意味で穏やかに過ごしたいと思います。

しかし、生憎のトランプ関税でアゲンストが吹き始め、
「疾風勁草」
のような存在が必要になるのでキチンとした仕事を続けたいと思います。

私は妻に先立たれているので
「よかったな よ かったな お前と二人でよかったな」
と苦労を分かち合うこともできず
時間をつくれても一緒に出掛ける人もない状態。

「タンゴは一人で踊れない」と言いますが、
何かするにも「相棒がいるほうが良いなぁ」と痛感しています。


2.最後に
30年前に自分で会社設立登記したのですが、社長交代の登記も自分でしました。
法務局に相談して書き方を指導して頂き、書式をダウンロードして作成しました。
お陰で司法書士に依頼する費用が浮き、本店移転も併せて4万円の印紙代で済みました。
故福井社長が「自分で行なえ」と教えてくれましたが、法務局に相談のアポをとり
丁寧に教えて頂き実行できました。



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