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<月刊AMI>2025年6月号 Vol.285 ■△▽●○□


1.歌謡曲に学ぶ

右掲は坂本冬美さんの「風に立つ」の歌詞です。

「青嵐」は薫風という爽やかな風。

「朔風」は寒い北風。

「九十九折り」は幾重にも曲がりくねって続く坂道。

「茨道」は困難な状況や苦難の多い人生の喩え。

誰しも「青嵐」の順風満帆な人生を望みますが、
現実はどんな方でも「九十九折り」を歩んでいます。

「さうさ、人生やるっきゃないさ」
と励ましてくれますが、
意外に「心が折れた」ままに悩むことがあります。

「泥」にまみれても「こころに錦の華を持て」と
自尊を説いています。

「それでも行かねば ならぬ道」
と折れそうな心を勇気づけています。

私は、来月、満76才になります。

論語では「七十にして矩を踰えず」(不踰矩)の域になり
「志学」(15才)「自立」(30才)「不惑」(40才)「知命」(50才)「耳順」(60才)
の総仕上げ。

「喜寿」を意識せずに「百歳現役」を目指します。

「知力」も「体力」も衰え始めていますが
「アンチエイジング」と「抗う」ように毎日を
「運動」x「食事」x「社会」
の3要素を「やるっきゃないさ」とスイッチを入れています。

毎晩、ユーチューブのカラオケで歌っています。
今日一日の達成感に感謝できるように努めたいです。


2.最後に
6月3日に長嶋茂雄さんの訃報が流れた。
長嶋さんは「記憶の残る男」と言われていましたが、
実は、ペナントレース・日本シリーズ・オールスターでも3割という
誰も達成できていない記録を残しています。
やっぱり、勝負強さと明るさが必要だと教えてもらった。
これからの人生に活かしたい。



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