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<月刊AMI>2025年3月号 Vol.282 ■△▽●○□


1.某社の機関誌

四字熟語に「有示有終」(始まりがあれば終わりあり)がありますが、何事も終わりが来るもので、
この機関誌(某社)も429号(35年9カ月)と歴史を積重ねましたが
残念な事ですが最終回を迎えることになったと伺いました。

思い起こせば、昭和60年(‘85年)に貴社のIBM機の通信料金を改善する仕事を引き受けて、GWに部下の西川君と私がコンピュータ室で寝泊まりして突貫工事で改善し通信料が半分以下になる貢献できた「ご縁」で寺田部長とのお付き合いが始まりました。

私は平成6年に船井流のコンサルティングを学び脱トヨタ方式を図り翌年7月に創業して、今年の7月に創業30周年を迎え、三男に事業承継いたします。

創業以来「Fax通信」を月2回送らせて頂き寺田部長とコミュニケーションがあり、
平成10年(‘98年)2月に営業活性化講座を依頼され、深瀬さんがおられたと記憶しています。

その後、平成12年(‘00年)6月から顧問契約しており、Faxマーケティングをして頂き、
新規客を新宅部長と井久保さんがフォローして頂き次々と成果をあげられましたが、
事務の方々の負担が重くなり新規開拓のフォローを中断して、Fax番号を購入してFaxだけでマーケティングになり、それも途絶えたという約25年の流れがありました。

その中で、私もこの月刊コムウエルの記事を書かせて頂き、
今号は428号ですが、通算298回(約7割)書いた計算です。

右掲は故船井先生ですが、先生は成功する方の2大特長を
「時流適応力相応一番主義」(力相応は身の丈で行なうこと)
「素直プラス発想勉強好き」(勉強はコツコツ努力すること)
であると教えて下さいました。

確かに「時流」はドンドン進化してAIの時代になり、
米国の独壇場に中国も割り込み、ますます競争が激化する流れです。

「時流」はサーフィンみたいなもので波の頂点よりも少し手前がよいポジションで
弊社もどうやらAIの普及期が来たと考えて「AIによるEラーニング」の代理店契約して、
ZOOMの録音・文字起こしとChatGTPの組合せで議事録の自動化から始めています。

なぜ、Eラーニングの代理店なのかと言えば、
これからは間接員がAIを使い「インサイドセールス」を行う時代と確信したからです。

国もリスキリングを推奨しており助成金を用意している状況で、
企業は実質数万円の負担で社員に新しいスキルを身に着けて頂ける絶好のチャンスです。

Eラーニングの特長は基本的なことは自由な時間・場所で受講できて、
しかも、応用編は対話型で実務である程度の成果が出す状況に育成するものです。

私は数え年で喜寿を迎えましたが、今、AIにハマっています。

ドンドン進化するAIの波に乗りながら経験値を高めて
皆様にフィードバックできたら「最幸」と胸に秘めて頑張っています。


2.最後に
「継続は力なり」と言いますが某社の機関誌が約36年の歴史に終止符を打つ決断をされました。「時流適応力相応一番主義」で言えば、
時流適応・・「今さら紙媒体ではない」
力相応・・・「担当者が高齢化してマンネリ化」
一番主義・・「読者が少なくなった」
という事でした。歴代の担当者のご苦労に感謝したいと思います。


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