<月刊AMI>2024年3月号 Vol.270 ■△▽●○□


1.「心の鏡」


右上は昨年3月に突如として始めた「独り言川柳」の第1号です。
それから、1年経過しました。
俳句は季語や言い回しが難しいのでダジャレ感覚の川柳を目指して1000号を超えようとしています。
続ける為に仕掛けを作ったことは昨年11月号で紹介しました。
パワーポイントで筆文字にしてJPEGという画像に変換してブログ「障子を開けよ!外は広い」に投稿して背景などを書き、それをFacebookにアップして友達に公開するというスキームです。

 最近、ブログのカウンターが1日に50ほど上がるようになり、ますます意欲が湧いてFacebookの公開も制限を外すようにしました。
さらに、今までX(ツイッター)を活用していなかったのですが、ブログ登録と同時にXにも投稿できるので「#独り言川柳」とタグを付けて投稿しています。
Facebookと違った世界で、投稿すると即座に見た人は現れて、そのカウンターが日を追って上がって行きます。
タイトル表示でカウンターの上がり方が違う事が分かりタイトル(題)を工夫するようにもなりました。
Xでは画像や動画の投稿が多く、文字だけの投稿は見られる機会が少ないのでJPEGですが「画像」にして目に飛び込みやすくした事が功を奏していると思っています。
「メラビアンの法則」があり別名「第一印象の法則」とも言いますが、まさに文字を読むのではなく画像として捉えることから始まると実感しています。
この話をすると友人は「次はインスタかユーチューブ」と茶化しますが、ひょっとするとチャレンジするかも知れないと内心思っています。

 さて、右下は京都にいる長男の子(孫)が今年中学に上がるので制服の採寸をしたという写真をLINEしてくれました。
丁度、その日「プレバト」の夏井先生が「待春」という季語を教えて下さったので、早速、使って詠んだ句です。
「寄る年波に勝てず」と言いますが、孫が日々育っている「おじいちゃん」を実感するようになりました。
川柳は、徐々に、季語にも関心が行くようになって俳句らしき物が増えて来ていますが、殆どはダジャレ感覚です。

加齢防止はアンチ・エイジングですが、「脳と足のトレーニング」が基本と言われています。
「足」の方は比較的歩く方なので速度も距離も問題はないのですが「脳」の方は自覚しかないので把握が難しいです。

右掲は喫茶店で読んだ新聞広告の「4つの認知機能」です。
「記憶力」も人の名前や言葉がすぐに出なくなっているので他の「判断力」や「注意力・集中力」も危うくなっているかも知れません。
そういう意味では、「独り言川柳」を詠むようになって「集中力」を維持し、「題」を見つける「注意力」が働くようになりました。

 右下は「心の鏡」という教えです。
これはサラリーマン時代に会社がビルの改装工事をした際に竹中工務店が現場トイレに掲げたものです。
誰しも自分の思っていることが正しいと信じているのですが、例えば「これ位」という甘えが働き、それが積み重なって大事になることがあります。
この「甘え」を正すのが「心の鏡」であり「反省」という事になります。
この意味で私の座右の銘の一つ「疾風勁草」があります。
「疾風」は大変な強風、「勁草」はしっかりと立っている芯の強い草という意味で「逆境に強い」とか「節操が固い」ということです。
常に「ピンチに逃げていないか」と問いかけ「ピンチをチャンスに変える」と呪文しています。
この「気力」を失いたくないと願っています。

 元に戻って「独り言川柳」を続けて行きたいと思います。
「感度」と「感性」と言っていますが、「題」を見つける「感度」を磨き、それを川柳に仕立てる「感性」を磨き、「継続は力なり」で満足のいく川柳や俳句を詠み続けたいと思っています。
「年やから・・」と自分を甘やかさず「脳と足のトレーニング」を続けて「百歳現役」を目指し続けたいと願っています。


2.最後に

 右掲はあるお客様が社内報に掲載したものですが、社員の方は「強風やったら離陸しないよ」と呟きました。
続いて、「飛行機に乗るのは安全やから」と社長の意図とは真逆な感想です。
つまり、「機長のあなたを信じていないので、ちょっとでも危ない状況なら飛行機から降りるよ」という感想でした。
令和の時代は「精神論」では通じないと実感しました。
まずは有言実行で示すことが重要と実感しています。


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