<月刊AMI>2023年3月号 Vol.259 ■△▽●○□


1.「100%回復」のネックは「めまい」

 去年10月に大動脈瘤の手術を受け胸部大動脈の血管を人工血管に切り替え、さらに、周辺の血管をステントで補強されました。
10月末に退院して、大阪警察病院心臓血管センターの外来診療で手術後の経過観察を受けています。
退院後、1週間、2週間、1ヵ月、3ヵ月のインターバルで、3月9日が最終外来になります。
結果が良ければ地元病院に紹介状を書いて、その後の経過観察を行なう事になります。
右掲は、服用している薬で1と2は朝食後、3は夕食後に飲んでいます。
時々、薬疹で痒くなりますが、皮膚科でもらった塗薬で対応できていますが、問題は、1と2は副作用にめまい・ふらつきが出る場合があるとあり、時々、ふらつきやめまいを感じるので自動車の運転や高所作業などを避ける必要がある事です。
3は納豆・クロレア・青汁を避け、飲酒も控えるようにしています。

先月、NHK大河ドラマの「どうする家康」から「どうする〇〇」と書きましたが、実は、現在困っている〇〇は「めまい」です。
頻繁ではないのですが、忘れた頃に起こるのです。
最初に起こったのは、昨年11月に退院した直後、昼食後、自宅から事務所へクルマで送ってもらった際に下車した途端に「めまい」がしたのです。
この時は、少し腰を下ろしていると落ち着きました。
それから、時々、「めまい」が起こりますが少し安静にしていると治まります。
服用している薬(1と2)の副作用に「めまい・ふらつき」とあるので電話で大阪警察病院に問い合わせても心臓血管センターの看護師が応対して「めまい・ふらつき」なら眼科へ受診と埒が開かず、どうしても主治医なら外来で診察を受けて相談して下さいの一点張りなので薬(1と2)の副作用の一過性と思い次の検診まで我慢しています。

 しかし、本来なら「どうする〇〇」は〇〇=「めまい」です。
「めまい」がいつ起きるか予測できないので困っています。
「どうする」なのでネットで「めまい」を検索すると脳梗塞などの原因もあると出ていますが、別に気分が悪くなるという訳でもないので薬(1と2)の副作用と自己診断しています。
問題はこれらの薬をいつまで服用するかです。
人工血管なので血液をサラサラにする3のワーファリンは一生服用する事になると覚悟していますが、出来れば「めまい」や「ふらつき」の薬(1と2)の服用は避けたいと思います。
「どうする〇〇」には、もっと積極的な対策を打つ事が本筋なのですが、「めまい」と服用薬の関係なので自分勝手に対策を打てずにいます。
ただ、高所作業は殆どありませんが、自動車の運転は時々しますので「めまい」が起こっても大丈夫な運転を心がけいます。

 これから気候が良くなるので元の生活に戻るように運動に力を入れたいと思っています。
「運動」x「食事」x「社会」⇒「健康」の公式はQOL(生活の質)を高める3要素を表していますが、「運動」は自宅と事務所の2往復を街ジムを取入れて1日6kmのウオーキングを行ない、その結果、「食事」は自炊を基本としていますが、美味しく頂いて、「社会」の仕事や地域活動に励む事で「健康」でいたいと思っています。執刀医の坂本先生は「手術は100%成功したのだから、100%回復を目指すように」とおっしゃって下さいますが、薬(1と2)を服用している限り「めまい」のリスクが残るので難しいのです。
出来れば、地元病院では服用しなくて良いようになっていたいですが、自分だけで解決できない事なので歯がゆく思いながら過ごしています。
2.最後に
私は、7月に満74才になる高齢者ですが、「百歳現役」を目指して昨年「大動脈瘤」の手術を受けました。
お陰様で順調に回復していますが、服用している薬で「薬疹」や「めまい」が出ています。
「薬疹」はかゆいだけなので塗薬で対応できますが、「めまい」は思いがけない時に起こりますので用心しています。
原因が服用薬になるのなら、早く別の薬に変えられないかと思いますが、自分では決められないので次の検診で医者に相談してみようと思っています。


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