<月刊AMI>2022年9月号 Vol.253 ■△▽●○□


1.猛暑下の節電対策

 右掲は、自宅の7月分の電気代です。
赤丸の箇所に電気使用量が前年同月比で17.8%削減したとあり、請求金額が7,248円と大きく明示してあります。
実は、一人暮らしなので毎日洗濯していたのを3日分まとめて洗濯するようにしたのです。
その結果、51kw分節約できたと単純に喜んでいたら、昨年の電気代は5,119円なので41.6%も増えていると言う怖ろしい事実が分かったのです。
そこで、1kwの値段を計算すると今年は7,248÷238≒30.5円/kwです。因みに、昨年は5,119÷(238-51)≒27.4円/kwなのでkw単価が11.3%も跳ね上がっているのです。
さらに、洗濯代を逆算すると月10回で30.5x(51÷2)≒778円であり、1回あたり約78円の計算になります。
実は4日分にするとさらに節約になる筈ですが、洗濯から乾燥まで全自動で行なっているので洗濯物の量が多くなり過ぎるとうまく行かない現象が起こるので限度かと思っています。

 右掲は自宅の見取り図ですが、ベランダは東南東に向いているので日当たりがよいので洗濯物を干すと最適なのですが、一人暮らしで昼間働いているので全自動洗濯乾燥機で夜間に洗濯して朝に乾燥が終わるようにセットしています。
ベランダ で干すと乾燥代分(メーカーは20円/回)節約になりますが、僅かなので、この利便性を失いたくないので、何とか他の方法で電気を節約できないかと考えたのです。
光源は全部LED化しているし、冷蔵庫は少人数用の物、キッチンはマンションですがIHコンロで変えようがないのです。
節約法に困っていたら、最近、残る手法として日当たりの良さを遮光する方法に気が付いたのです。
昼間はいないので洋室はカーテン、和室は障子でブロックするようにすると昼食や晩に帰宅しても温度が余り上がっていないのです。
朝、エアコンで冷やし、昼もエアコンで冷やしますが換気をせずに冷気を残すようにしたのです。
結果、夕方帰宅してから玄関と洋室・和室を開けて換気するようにしています。

 ともかく、諸物価高騰なので生活防衛の為にも節約法を考える必要があります。
まず、光熱費で見れば、風呂はガスですが夏場は湯量を少なくしています。
冬場は40℃設定で10分ほど給湯しますが、夏場なので38℃設定で6分ほどに短縮しています。
胸までお湯に浸かるには少し窮屈な思いをしますが、それを我慢して時間だけでも4割短縮なのでガスは風呂だけなのでガッチリ効果を発揮してくれると期待しています。
TVやパソコンは必需品なので、使用時間を減らすと情報面で支障が出るように思いますが、TVはシャープのアクオスなので寝る際にタイマーをセットして確実に切れるようにしています。

 このように、光熱費関係の節約を書きましたが、諸物価高騰なのでその他にも節約法が必要になります。
まず、食費関係、日曜日は息子と昼食で外食に出かけており、その帰路で業務スーパーによって冷凍食品や日持ちする物を買い出し、花屋さんにもよって他店では400円以上する仏花を320円で買って帰ります。
外食を止めれば、業務スーパーや花屋がなくなるので、逆に出費が増える勘定になるので悩ましいところです。
同じように悩ましいのが、朝、喫茶店で頂くモーニングの400円です。
実は、朝、自宅でパン1枚を食べているので止める事が可能ですが、地域との関わりという面でも喫茶店は止められないと思っています。
また、パンは6枚切を120円程度で購入しており1枚20円、バター・コーヒー・トースト代を入れても40円にはならない勘定です。
この習慣でダイエットにも成功して来たので、どちらかを減らしても余り効果はないように思っています。

 このように、私の節約状況をご紹介しましたが、皆さんも色々と工夫されている事と思います。
しかし、節約ばかりでは息詰まるのでパッと「華」も必要と思います。
何事にも「勢い」と「流れ」が必要なので、パッと「華」をつくって行きたいですね。
「華」を「夢」と置き換えて、それを実現する「希望」を持ちたいと思いますが、現役の皆さんのような「夢」と「希望」という訳にも行かないです。
まぁ、現実的には「健康」でいる事が最大の節約法となりますね。健康に気をつけたいと思います。
2.最後に
 諸物価が高騰しているのでジワジワと生活に響いて来ます。
電気代は5月分6月分は少なく、7月分が急に増えたのでビックリして記事にしたのです。
猛暑なのでエアコンの使用が必須なのですが、なんとか遮光という手段で節約する方法を編み出しました。
勿論、設定温度を変える事も重要ですが、今は26℃設定なので我慢にも限度がありますので程ほどにしたいと思います。


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