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<月刊AMI>2021年5月号 Vol.237 ■△▽●○□


1.「閃き」⇒「イメージ」⇒「デザイン」⇒「設計」⇒「実行」

 右掲は、4月に実施した事務所のレイアウト変更です。
平成9年5月に購入した1DKを事務所風にリフォームして約四半世紀が経過しました。
H君が入社する事になり事務所を買ったのですが、それから、一時期は8名までに膨れ上がり別の部屋を借りた時代を経て、H君も辞めて今は総勢4名で営業しているのですが、長らく@のレイアウトで過ごして来ました。
約30uの部屋なので窮屈感があるのです。
 7月に外部で働いているY君が戻ってくる事になったのを機会にスッキリさせようと2月に思い立ったのです。
この閃きをイメージして右掲のAとBのレイアウトをデザインしました。
3月20日と21日に机やソファーを自宅(B)に運ぶ事から始めました。
実際には、机とソファーが一緒なら窮屈なので机はレイアウト通りですがソファーは別の部屋へ移しました。
つまりデザインして設計したが、実際には、窮屈感があって実用にならなかったのです。
「現実は想いよりも深くて広い」という言葉を実感しました。
ついでに□のリソグラフも思い切って処分する事にして、理想科学に新しい複合機を購入する下取りで回収してスペースに余裕が出来ました。

 こうして、Aのように机を2台ずつ両壁面に向かうようにして部屋の中央に約3m幅の空間が出来たのです。
ここに幅80cm長さ160cmのテーブルを設置して作業や打合せ用に、さらに、Cの応接テーブルを設置したのです。
折畳椅子を4脚用意して最大12人が座れる勘定にして、事務所のあるマンションの老人会に会合用に提供したり、中小企業家同友会の支部活動で会合に利用して頂くように考えています。
ただ、部屋の中央に幅80cmのテーブルを設置すると椅子をキチンと仕舞っておかねば少し邪魔するのが難点です。

 また、今回のレイアウト変更で「断捨離」の重要性を実感しました。
机やファイルを移動するのに中身を出したのですが、創業以来26年の垢が溜まっていました。
例えば、FPDやMOそしてCDなどが引き出しにビッシリ入っていたのです。
前にいた社員が東京にいる次男と結婚して上京して10年になりますが、彼女の机にソフトウエアのCDがキチンと保管されていたのです。
確かに10年も机を放置していたので、まず、「捨」を徹底したのです。
マニュアルや解説本なども沢山あり月曜日が回収日なので定期的に出しました。
ホンマに机の中を空っぽにする気持ちでいろんな物を処分しました。
ボールペン・マーカーなども沢山出ました。
次に、「断」ですが、新聞を自宅に切り替え、さらに、郵便物も夕方に自宅に持ち帰って仕訳した上で、明くる日、必要な物だけを事務所に持ち込むようにしました。
こうして、外部からの物を減らす事が可能になったのです。
「離」は新しい物を買う時には前の物を捨てるという方針にしました。  右掲は「成功の方程式」と呼んでいる物ですが、「心」に想った事をデザインして実践したのです。
この結果、「断捨離」のルールが出来て習慣化しようと頑張っています。
この方程式によれば、次は「人格」(評判)が変わり「天命」も変わるというので期待したいと思います。
ポイントは「こうしよう」という「閃き」から始まり「イメージ」⇒「デザイン」⇒「設計」⇒「実行」と進めて習慣化する事が肝なったのです。
「継続は力なり」を実践したいと思っています。
2.最後に
 今回、思い切って「断捨離」を実行しました。
中には、20数年前の写真も出て来るのですが、資料やデータ(FPD・MO・CDなど)を捨てました。
必要な物は特に資料はデータで保存してあるので大丈夫なのです。
これからはPDFなどで保存して紙を残さない習慣が重要だと実感しています。
「使うか使わないか」という2択で今後も定期的に整理整頓を進めたいと思います。


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