<月刊AMI>2019年5月号 Vol.213 ■△▽●○□


1..熱風式フライヤーで食事療法

 右掲は、3月に購入した熱風で揚げるフライヤーです。
毎年、健康診断を受けていますが、今年、腎臓機能の状況を表すクレアニチンの値が少し悪くなっている事が分かりました。
元来、私は、腎臓はよい方ではないのですが、それでもクレアニチンの値が1.3を下回っていたのです。
しかし、今年は、ついに上回ってしまったのです。 GFR値という腎臓機能の状態を推測する計算式は同じクレアニチン値でも年齢が高いと低くなる傾向なのです。
今回の値では、30%程度しか腎臓が機能していない事になるので驚いています。

 お医者様の指示は、「運動」と「減量」です。
私の経験でも、7年前に大幅な減量をした時に、クレアニチン値が改善されて1.3以下になったのです。
従って、本気になって取り組まねばならなくなりました。
年間5kg、月に0.5kgの減量が目標です。
運動は、ほぼ毎日、6km程度歩くようにしていますので、これ以上は、返って負担になってしまいます。
そこで、消去法ですが減量なのです。
減量は、運動よりも食事改善が一番なのです。
お陰様で自炊していますので、揚げ物から改善する事にしたのです。
私は、トンカツやコロッケなどが好きなのですが、鶏の唐揚げを増やしてカロリーを押さえる事にしたのです。
そんな中で、夜中のTV通販で熱風フライヤーが出ていたので、3月に思わず購入したのです。
使ってみると、油を使わずに熱風で揚げる発想ですが、鶏の唐揚げは粉にスパイスが入った物が売っているので、それを使って熱風でフライした所、結構、おいしく頂けました。
しかし、トンカツやコロッケなどはパン粉が焼けるだけなので味気無さが強く残るのです。
そこで、マニュアルを見ると天ぷらを温めると油が落ちてサクサクになりヘルシーとあったのです。
実際に、スーパーで買った野菜天ぷらを冷蔵していたものを熱風フライヤーで温めると驚くほど油が落ちて、しかも、サクサクとした触感になって、結構、おいしかったのです。

 この結果、今までのように、トンカツやコロッケの材料を10個ほどを買って来て、一度に油で揚げて冷凍保存するようにして、食べる時に電子レンジではなく熱風フライヤーで温めることにしたのです。
驚くほど油が落ちて、パリッと温まり、さらに、少し油っ気が残っているので、結構、おいしいのです。
今まで、電子レンジで温めるとベトついたのですが、それが、熱風式だと油となって落ちて、それも、こんなに油があったのかと驚くほどの量が落ちるのです。
おいしく、かつ、低カロリーの一石二鳥の効果になったので重宝しています。

 お陰様で、体重は少しずつ減量が進んでおり、この調子で年間5kgを達成したいと思っています。
一般的に、誰でも加齢で腎機能が低下しますが、腎臓機能は運動で機能回復すると言われていますので、あきらめずに頑張りたいと思っています。
健康寿命と言いますが、元気な老人で過ごしたいと願って頑張りたいと思います。


2.最後に
 今月から元号が「令和」に変わりました。
私は、昭和24年生まれなので、平成、令和と3代の御代に生きたことになります。
三波春夫さんの歌に「百年桜」というのがあり「明治100年」と歌って、明治・大正・昭和を通算して100年を祝っています。
今度の場合、昭和は63年、平成30年なので令和7年に昭和100年になります。
その時、私は77才(喜寿)なので、残存余命から計算すると大いに可能性がありますが、前述のように腎機能に少し不安があります。
なんとか、自助努力で健康寿命を延ばしたいと思っています。


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