<月刊AMI>2017年4月号 Vol.188 ■△▽●○□


1.「一人暮らし」


 実は2月中旬から一緒に仕事している三男がお客様のシステムを開発するのに3ヵ月の予定で彦根に行っています。
三男の方は久しぶりの一人暮らしで彦根の街を堪能しているようですが、私の方は67才8ヵ月で人生初の一人暮らしになりました。
今まで何もして来なかった事が現実になり、当初は不安でした。
例えば、郵便物すら自分で取りに行ったことがないという状態でしたので、炊事・洗濯・掃除は人任せでした。
このツケが一挙にのしかかって来たのです。

 しかしながら、住んでいる場所がJR寺田町駅に近いところなので、生活に必要なお店が殆ど近所に揃っているという幸運と自宅と事務所が直線距離で500mほどという便利さで何とか生活が出来ています。
衣食住と言いますが、「衣」は3年前に妻が亡くなった時にコーナンで衣装BOXを買ってシーズン毎に仕訳けて防虫剤を入れて整理してスーツ以外は必要に応じてすぐに取り出せるようにしています。
また、洗濯機が全自動洗濯乾燥機なので、洗剤をいれてお任せコースのスイッチを入れるだけで乾燥までしてくれます。
乾燥した下着類は洗濯機の横に3段のBOXを置いて肌着・パンツ・靴下を仕訳て、タオル類は洗濯物入れに入れるようにしています。

 問題は「食」なのですが、朝は喫茶店でモーニングを食べて馴染みの人たちと会話を楽しみ、昼は寺田町の良さで500円で食べられるお店が沢山ありますし、食品スーパーもおいしい弁当を豊富な品揃えで容易しているので困ることはないのですが、問題は晩なのです。
晩は何か食材を購入して簡単な自炊を始めています。
と言ってもパックごはんや讃岐うどんを中心におかずを添えるようにしています。
ここで問題なのはゴミと食器の後片付けです。
一応レジ袋を活用して使った物はすぐに入れてしまうようにしています。
食器もすぐに洗うようにしてためないように心掛けています。
皆様にとっては当たり前のことですが、なにせ初めてなので最初が肝心と頑張っています。
「住」は前述のように近所に殆どの物が揃う場所なので助かっていますし、小さいマンションながらも家と事務所は別になっているので、生活のけじめがつくようになっています。

 「断捨離」って言いますが、何もせずにいるとゴミ屋敷になりかねません。
「断」は入って来るものを断つことですが、新聞以外に郵便物やチラシなどが入って来ますのでその都度処分して残さないようにしています。
「捨」は家に溜まっている物を捨てる事なのですが、亡き妻の物が残っています。
やはり、思い出がある品物も多いので気持ちの整理がつかないでいます。私が使える物は遠慮なく使用するようにしています。
例えば、デジカメや電卓・文具などです。
「離」は物欲から離れるという事ですが、もう67才になっているので欲しい物が少なくなって来ました。
「断捨離」の基本原則は一つ増やす際に一つ減らすという事なので、まずは壊れるまで使うようにしようと思っていますので新しい物が増えないと思います。

 皆さんにとって「一人暮らし」は若い時などにご経験されていると思いますが、このように私にとっては初体験です。
何よりも健康が一番ですから、適度な運動・バランスのよい食事・快眠快便ということを心がけて毎日を楽しく生活して行きたいと思っています。


2.最後に
当社がお客様のFaxマーケティングを指導するのに実践ノウハウを蓄積する為に平成8年4月に始めたFax機関誌がありました。
過去形なのは3月で終わったからです。
月2回発信し続けて20年になり504号までカウントしました。
500号の際にやめようかと思いましたが20年で区切りをつけることにしたのです。
「止める時は倒産」という覚悟で始め、お客様にも言い続けて来ましたので決断に悩みました。
しかしながら、ネット時代でFacebookやブログ・メルマガと色んな形で情報発信しているので、Fax機関誌のお客様に情報が被るケースもあったのです。
そんな背景もあって、止めたのです。
最初から読んで頂いているお客様からは長い間よく頑張ったと言って頂きました。


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