<月刊AMI>2014年7月号 Vol.156 ■△▽●○□


1.「未来に向けて」


 私は今月11日に満65才の誕生日を迎えます。
昭和24年7月11日、和歌山県湯浅町で生まれましたが、満2才の時に両親が大阪に出て来たので殆ど大阪の暮らしです。
幼い頃は病弱でお医者様に「還暦まで生きられるか分からんなぁ」と言われた程でした。
お蔭様で、ともかく、65才まで生きて来ました。確かに、妻が今年の1月に急死したので「まさか」という事が起こるものだと思います。
その「まさか」に備える必要があります。

 これから、いわゆる「シルバー世代」に突入する訳ですが、2年前からウオーキングによるダイエットに挑戦しています。
きっかけは体重が94kg近くまでになって「ひざ」が傷むようになったのです。
接骨院に通うようになったのですが、その先生が「1kg減量したら、ひざの負担は3倍の3kg分軽くなる」とアドバイスをしてくれた事で始めたのです。
当初は、食事による方法を始めてFacebookに書いたら、横浜の友人が「公開ダイエット」と突っ込で下さって、毎日、インターネットで食べた物のカロリーを計算して「本日の報告」として公開していたのです。

 確かに、体重はすぐに減り始めたのですが、夏場になって「このまま食事制限で進めてええのか」と疑問に思ったことをFacebookに書いたら、カナダに住む友人が運動を進めてくれたのです。
そこで、私は家から事務所は直線で300m位なのですが、氏神様にお参りするようにして、30分2.5kmのウオーキングを始めたのです。
これをインターネットで調べると150kcalに相当したのです。
そこで、お昼に自宅に帰るにもアベノハルカスを経由したり、桑津神社を経由するなどの5コースを作って、ちょっと汗ばむ距離のウオーキング・ダイエットを始めたのです。

 しかし、これも身体が慣れてくるのか体重が減らない小康状態が来るのです。
確かに、ベルトは短くなっているのですが体重が変わらないのです。
そこで、月間目標200kmとして、必ず、目標達成するようにしたのです。
これで82kg台まで下がったのですが、そこで小康状態になったのです。
「腹凹法」なども取り入れましたが、すぐに、小康状態になるので、いよいよ、最終兵器として、右掲の「マッスル・トレーナー」というシューズですが、これを使うダイエットを始めたのです。
実は、10数年前にダイエットにチャレンジした時に「30分で300Kcal」というキャッチで買って数か月使用して仕事が忙しくなって中断していたという曰く付のものです。
片方で1.4kgという重さで三浦雄一郎さんが愛用していると言うことでも知られているものです。
お蔭で78kg台まで下がってズボンも88cmの物に変えるまでになったのです。

 このように「長年のツケ」を清算するには大変な努力が必要という事が身に染みて分かったのです。
「生活習慣病」の意味を実感したのですが、ある日TVで「LH比」という事を知ったのです。
L=LDL(悪玉コレステロール)、H=HDL(善玉コレステロール)のL÷Hの値が2.5以上だと突発性の心筋梗塞などの予備軍という事が分かったのです。
そこで、計算してみると3.4〜2.6〜2.3と減少していたのです。
これは、ウオーキング・ダイエットの効果という事に気づいたのです。「歩く」という習慣を身に付けて改善されたのです。

同じような「長年のツケ」は、他にも沢山あります。
この事は企業活動でも同じです。
よく「習慣」というものは外部から見えない強みと言います。
例えば、見積のフォローを徹底して受注率を上げているということは、「受注率」という数値は客観的に分かりますが、「フォロー」は各自の努力によるものなので外部からは見えにくいものなのです。
私は、「未来」に向けて健康という事でウオーキングで「長年のツケ」を解消して行きたいと思っています。
皆さんも公私にわたって「何か」をみつけて改善されることをお薦めいたします。


2.最後に
 お蔭様で満65才になりました。
年金もフルに頂けるようになり感謝しています。
北島三郎さんの「人道」という曲に「受けたご恩は世間に返す」という一節があります。
確かに、その通りと思い、年金も自分の為にではなく、公にも使いたいと思っています。
その一つとして、ご縁のあるお客様に安くサービスを提供するという事も考えています。
年金で生活の一部が支えられるので、その分を世間に還元したいのです。
そういう心構えで第2の人生を歩みたいと思います。


月刊AMIトップへ