<月刊AMI>2014年1月号 Vol.150 ■△▽●○□
1.「人に好かれる3つの当たり前」
右掲は、Facebookの記事にあった物です。
お正月にあたって改めて自分の姿を点検してみたいと思いこの記事を取り上げてみました。
「笑顔」「ハイ」「頷きながら」と言う3つです。
どれも難しい事ではなく、殆どの方は「あたり前」と思うことがらと思います。
しかし、意外にできないですね。まず、「笑顔」ですね。
私は、笑顔がよいと言われますが、故福井社長に「顔」に出ると指摘されたように、心理が表情に出る方です。
この自分の特性を変えてくれたのが「求めない」という言葉に出会った事でした。
加島祥造さんという方の詩集なのですが、この言葉でハッと気づきました。
それでも、常に、笑顔かと言われると自信がないです。
次に、「ハイ」ですが、これは出来ている方と思っています。
あんまり「ノー」と言わない方と思っています。
いろんな方と出会いますし、いろんな事を頼まれたりするのですが、常に、何とか解決しようと思っていますから「ハイ」と肯定的に返事ができると分析しています。
この「ハイ」も重要ですが、「そうなんや」という受容する相槌もポイントですね。
これは、3つ目の「頷きながら」にもつながるキーになる相槌法と思います。
最後の「頷きながら」は、積極的傾聴法の重要なコミュニケーション法です。
これは、サラリーマン時代に管理職講座で学びました。
部下との距離ができると会話が遠のくのですが、遠のくと部下から話かけ難くなります。
折角、勇気を出して相談なりに来てくれたのですが、受け入れる態度で臨まないと部下は緊張が高まるばかりなのです。
故福井社長は、一方的に話すのではなく、「栩野君は、どう思うか」と問いかけながら話して下さいました。
相手の意見を聞きながら自分の意図に気づかせるという感じでした。
積極的傾聴法は、右上掲の「自分を育てる3つのアプローチ」でもあります。
「自分が育つ」=「相手に受け入れてもらう」という関係と思います。
このように、シンプルな事なのですが、重要な事柄なのです。
誰でも出来る話なのです。
よく、「他人の心は変えられない」と言います。
幾らよい話をしても「気づく」ということがなければ相手は変わらないのです。
その「気づく」を起させる、あるいは確認する方法が「栩野君は、どう思うか」なのです。
誰でも自分のことを理解されると心をオープンになりやすいのです。
心がオープンになれば「気づき」も起こる機会が多くなるのです。
そして、「気づき」⇒「行動」です。まさに、