<月刊AMI>2009年7月号 Vol.96 ■△▽●○□


1。「人生、いつまでも旬!」

 私の事ですが、今月11日に満60才(還暦)になります。
右掲は孔子の教え(論語為政篇)にある区切りの言葉です。
私の場合、「志学」は、コンピュータであり、「自立」は、システム開発室という事で、他社のソフト開発もして「業務改善」のプロを目指しました。
昭和60年には、貴社のコンピュータ・ソフトを開発した事もあります。
「不惑」は、業務改善の道を選び、サラリーマン生活から経営コンサルタントとして独立した事、「知命」は、社員を雇い育成するという 流れで来ています。

 いよいよ、還暦になって「耳順」という年代に入ったのですが、
社員という意味では、山口君と前澤さんの2名がいるだけです。
後輩の言う事に従うという「耳順」の教えから少し離れるのです。
これは、孔子という偉大な先生と私との相異なのです。このギャップを埋めるべく、Web時代を活用した無料セミナーを実施して、その修了者の方々と【おまけサロン『正喜庵』】を開設してバーチャルながら私を師匠と慕う方々と気楽にメールでコミュニケーションをとっています。毎朝、結構、楽しんでいます。

 さて、これから如何に生きるかというテーマですが、私は、いつまでも「旬」でありたいと思っています。
辞書で調べると「旬」は、魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期とありますので、常に、新しいことにチャレンジして能力の新鮮さを保ち、心のフレッシュさを保って行きたいと思っています。
還暦を越えて、旬であり続ける為に、一つは「おまけサロン『正喜庵』」をバーチャルな世界だけではなく、現実の世界でも実施したいと夢見ています。
その為に、「つきの神様を味方にする『ちょっとの差』」の講演を商品化して、東京のお客様や大阪商工会議所で講演・セミナーを実施して展開を始めています。
この講演やセミナー受講者と気楽に交流できる場をバーチャルではなく、現実のサロンとして準備したいと思い計画しています。

 今回のテーマは、「人生、いつまでも旬!」ですが、「旬」の特長は、伸び代が大きいという点にあると思います。
「伸び代」、すなわち、いろんな物を吸収して成長する度合いが問題なのです。
新しい事の吸収力は、時代に適応する為に非常に重要な事なのです。
頭を柔らかに保ち、新しい事にチャレンジする「精神の若さ」を保って行きたいのです。
その為には、いろんな人との交流で得る刺激が重要と思っています。
「おまけサロン『正喜庵』」は、バーチャルな世界では既にスタートしています。
これからリアルな世界での実施に向けて準備を進めたいと思っています。
多くの人との交流で得る「刺激」で「人生、いつまでも旬!」を目指したいと思っています。


2。「さいごに」

  「1万時間の法則」という経験則があるそうです。
何事も一流になるには、約1万時間がかかるというものです。
仕事の面でも1日8時間とすると1万時間は1,250日であり、年240日とすると約5年という期間を要するのです。
新入社員から5年経過して、多くの人は主任などの役がつく頃です。
昔、BB制度という言葉が流行りましたが、5年間に蓄積した経験を活かして、後輩の指導に当るという日常の「絆」づくりが大切です。



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