<月刊AMI>2009年4月号 Vol.93 ■△▽●○□
厳しい話が先行する世の中ですが、政治の世界も自民党だけでなく民主党も混迷の様相になって来ている。 政治のリーダーシップが求められる時に、自民も民主も党首を変えざる得ない状態になって来ている。 これでは、チェンジは程遠いものだ。お蔭で株価は、下がりっぱなしであり、円の方も危うい状況である。 今、必要なことは「輝く政策」なのである。 世界と同じでは、他国から魅力のない状態になっているのだ。 この事は、企業でも個人でも同じであり「再生」には、「光る商品力」が重要なのである。 この事を忘れないようにしたい。
右掲は、私のWeb著書「ちょっとの差」(300円)の 56頁にあるものです。 貴社の業務で言えば、お客様 とのVA交渉というものがありますが、相手の要求に対 して「幾ら」で回答するかとか、新規の見積りが来た時 に値段設定に困るというケースがあると思います。 こんな時に、重要なことは「無心」になるという事で す。 「邪念」が働くから困るのです。 自社として、自分と して最善の回答を目指す訳ですが、「無心」と「自信」 という2つの要素が大きくモノを言うのです。 この2つの 要素は、結構、関連しています。 「無心」になれるから「自信」がつくという側面、逆に、「自信」があるから「無心」になれるという事も事実なのです。 私は、「営業」関係のご指導の時に、「営業のコツ」は、「求めない」という心境と「2ndコール」のアポ取りテスト・クロージングの2つだと話しています。 「求めない」と言うのは、いろんな意味がありますが、ギラギラと期待して、ドンドン、相手に迫るのは愚の骨頂ですし、逆に、相手のリアクションを「怖れ」て動けないのも頂けないのです。 これらを超越して「お役立ち」という一点に立ち、お客様の判断を仰ぐというスタイルが良いように思っています。次に、「2ndコール」は、次回の約束をとるという原則なのですが、これも有効なことです。 次回を決めるという事は、相手の「ノリ気」度が推し量れるのです。 「次は、いつにしましょうか?」と訊くことが商談をスムーズに進めるコツなのです。 「いつ」を決めないでは、双方のアクションが決まらないのです。本当に、重要な要素です。 また、若い営業の方は、どうしても経験不足になるので、商品知識の点では、お客様の方が上になるケースが多いのです。 この時、知ったかぶりをすると不安になって、精神的に追い込まれてしまいます。 知らない専門用語を使われた時、キチンと相手に確認をとることが重要です。 用語を正しく聞き取ることで、自分で調べることが出来るのです。 気の効くお客様なら、得意になって教えてくれるケースがあったりするのです。 「知らない」ことや「不明なこと」を「訊く」というのは、恥ずかしいことではないのです。 そういう私も、いろんなお客様に出会ったり、セミナーに参加して知らない事に遭遇しているのです。 私は、この年になっていても「営業的な話なのですが、お客様のおっしゃる事は〇〇でしょうか?」と尋ねるようにしています。 この「営業的な・・」は、意外に有効な切り出し話法なので応用して頂ければと思います。ご参考にしてください。
4月になって、いろんな事が変わって来ています。この月間AMIも「1.はじめに」を省略するようにしました。 同じことが社会現象として「削減」というキーワードで起こっています。 しかし、「〇のメガネ」で見ると、これからが楽しみになるような話も出て来ているのです。 船井先生の「素直プラス発想勉強好き」という言葉がありますが、ホンマに「素直」に、そして、どんな事にも「プラス発想」で臨む事が重要であると思います。この教えをつくづく感じるようになってきています。