<月刊AMI>2007年11月号 Vol.76 ■△▽●○□
1。はじめに
孔子の教えに「志学」から始まり「而立」「不惑」・・という年代別の教えがあります。
私は、58才になって、ますます、その意味の重要性を噛締めています。
その反面、青木選手が65才で日本シニアオープンに優勝した事や中日ドラゴンズにテスト生で入団し、年俸400万円で契約した中村選手が、日本シリーズのMVPを獲得する大活躍したドラマを見ると「まだまだ」と思うのです。
このような相反する思いが胸の中で起こっているのですが、体力の衰えは、いろんな面で如実化している事実を考えると奇跡を夢見るのは「年甲斐もない」という平凡な帰結に陥るのです。
常識的なことは一般的には重要な事なのですが、サミュエル・ウルマンの「青春」の詩のように、心の若さも大切にしたいのです。
母は、「65才は、まだまだ、若い」と言っていますので、青木選手のように、若い人に範をたれる存在に向かって精進して行きたいと思っています。
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