<月刊AMI>2007年1月号 Vol.66 ■△▽●○□
コンサルの仕事をしているのだが、毎日々々仕事が忙しいという訳ではない。 特に、土曜日、日曜日は、本来、休日なので特にやらねばならない仕事は少ない。 大抵は、ゴルフの練習に行ったりして、運動不足解消に努めている。 それでも、時間が空くので事務所に来て、税理士さんに送る伝票などの整理したり、ビデオ・メッセージを収録したりしている。 何でもないようだが準備や雑用をこなすと気分が落ち着く。 生来の貧乏性なのでしょう。 じっとしている事がなかなか出来ない。 トヨタの先輩から「工程を進めよ」と教わったが、何か前向いたことをしていないと落ち着かない。 この性格は、一生直らないと思う。
戦略という言葉をよく使いますが、いろんな解釈があります。 私は、Strategic Transformationという言葉を思い浮かべます。 若い時にこの言葉に出会ったのですが、辞書にTransformationという言葉が載っていなかったので余りピンと来ないでいました。 ある時、TVで「日高レポート」という番組で、米軍の再編成を取り上げていました。 このインタビューで再編成をTransformationと言っており、そのキー要素を最新の輸送機、最新の情報管理システムをあげ、太平洋地域の中枢指令機能をハワイに集約すると語っていました。 こういう経緯で「再編成」が「Strategic Transformation」を意味していることを理解したのです。 輸送機の能力や攻撃機・給油機などの進歩、情報処理能力の向上という事で中枢司令部をハワイに置き、日本などにあった指令機能を縮小するのである。 私は、この番組から彼らの戦略思考とその切り替えの着実性を学んだのです。 そこで、このキーポイントである「戦略」と「シフト」のための「仕掛け」という事を自分の実践で考えてみたのです。 私は、今年58歳になるので、あと2年で還暦を迎えるのです。 この事実から60歳までに「なすべき事」が鮮明になるのです。 例えば、「健康管理」という視点では、現在、86kgの体重で軽い高血圧症(薬で130くらい)という事で、高血圧を解消するには減量も大きな要素であるとお医者様に指摘されています。 そこで、11月の末から「マッスル・シューズ」(靴底に鉛がある重いシューズ)を履いて30分間散歩しています。そして、毎日、その記録を書いています。 約1万円程度の靴ですが、これを購入することで「まぁまぁ・・」という甘い言葉に打ち勝つ仕掛けになっていて「例外はない」と決め、会社にいる日は雨でも実行しています。 このシーズンは忘年会が続くのですが、お蔭様でとりあえずは体重を維持しています。 よくゴルフやボーリングでも道具を買う方が続くと言いますが、「シフト」にはそんな仕掛けに投資することも大切だと考えています。
ある占いによると今年は「苦労が実って大輪の花を咲かす時」とあり、運勢は上々との事である。 「当るも八卦、当らぬも八卦」であるが、この占いは人生のリズムとその年の月別のリズムが出ていて、02年からトレースしているが意外に当っている。 やはり、良いというと気分が良いので、その気になっている。 健康に気をつけてコツコツを信条にして頑張って行きたいと思っている。