<月刊AMI>2006年11月号 Vol.64 ■△▽●○□


1。最近感じること・・「非凡化」


9月・10月の2ヶ月にわたって公益企業のセミナー講師を承り、合計7会場で講演をした。
私が、「オール電化」に約3年間関係している事を評価されて、これから始めるようなお店に向けて「動機付け」的な話をする依頼を受けたのだ。
準備に約2ヶ月をかけたのだが、ある若い営業マンが私の論点を上手に整理してくれたのが有難かった。
よく出版の世界では、編集する人の才覚で作家の評価が変わるという言われるが、クリエイトする人がもつ内容を客観的に評価して、より分りやすく表現することで内容が際立つようになるとの事である。

普段、コンサルタントとしてお客様の意見などをまとめたりしているのだが、いざ自分となるとあれもこれもなってしまい、非凡化することを忘れてしまっているのである。
その若い営業マンは、私の資料をパラパラと見ただけで、もの凄い表現に仕上げたのである。
素晴らしい人だと感心した。
平素は「非凡化・モノ化・モデル化」と叫んでいるので恥ずかしくなった次第である。



2。ビデオ連動、ちょっと役に立つヒント・・「その時、歴史は動いた」TV番組から

10月11日放送のNHK番組「その時、歴史は動いた」をみた。今回は、細川ガラシャを取り上げていた。
明智光秀の娘に生まれ、細川忠興の正妻になるのだが、明智光秀が本能寺の変を起し謀反人の娘という事で苦しい立場に立った。
その時に、キリスト教に出会い信仰するようになったのだが、宣教師の教えに「困難に出会って、人の徳はもっともよく磨かれ、美しい光を放つ」と言うものがあった事を紹介している。本当に素晴らしい言葉だと思う。
「困難」をさけずに立ち向かうことを勇気づけるものである。

業務改善のコンサルタントをしている訳だが、改善やQCの報告時に感極まって涙されるケースがあるのですが、大きな目標にチャレンジして、多くの仲間と努力したドラマを物語っているのである。
平々凡々と暮らすのではなく、自ら大きな目標を設定してチャレンジして行くことが大切である。このチャレンジこそ「徳」を磨き、美しい光を放つのである。
私も、お客様と一緒になって大きな目標にチャレンジして行きたいと思っている。





3。さいごに

この月刊AMIは2001年7月から書き始めている。すでに6年5ヶ月ということである。
「継続は力なり」というが、書く事が得意だから出来るのかも知れない。
Faxで月2回発行しているものは、255号になっている。実に、10年8ヶ月というロングランである。
また、月2回発行のメルマガ「愛語回天 花まる人生塾」は2年半であり、毎日書いているブログは5ヶ月になる。
自分でも書くネタが枯れる心配があるが、伝えたいという情熱があればネタに事かかないものである。
「情熱」が大切というのは、詩人のサミュエル・ウルマンで「青春」という詩で有名である。
いつもでも情熱を燃やして「青春」であり続けたいと思う。

 
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