<月刊AMI>2006年4月号 Vol.57 ■△▽●○□
WBCで日本が世界一になりました。 2次予選では、アメリカと韓国に負けて1勝2敗となり、唯一勝ったメキシコがアメリカに2点以上とって勝つ以外に準決勝に進めないという「崖っぷち」に立ちました。 殆どの人がアメリカが負けるなどとは思わなかったのです。 準決勝に備えてサンディエゴに移動したのですが、イチロー選手すら一人酒を飲んだという話です。 しかし、「まさか?」が起こったのです。 メキシコが2対1(実は1対0ではダメだった)で勝利し、準決勝に進み、この予選で2連敗だった韓国に勝ち、ついにはキューバにも勝ち優勝しました。 本当に「まさか?」が大きな大会で、しかも、本命のアメリカが引き起こしたのです。 人生、本当に何が起こるか分からないと実感しました。
今年も4月になり、新入学や新入社員というフレッシュな方が多くなっています。 個人としても毎日のルーチン・ワークに満足せずに何かをリフレッシュする必要があります。 昨年の自分と今年の自分と比較して何か進歩しているでしょうか。 なかなか明確に進歩していると言える方は少ないと思います。 そういう私は、一年間、苦労したが、その経験が実って来た位で、個人面では、1歳加齢しただけと言えます。 そんな状態ですから来年また1歳加齢で終わる可能性が高いです。 「スクラップ&ビルド」という言い古された言葉がありますが「変革」には、何かを捨てる必要があります。 個人の場合、「時間」か「お金」という事になり勝ちです。 私は、今まで「働き虫」みたいな状態でしたが、「時間」を思い切って「健康」というキーワードに投資して「働く」時間を削りたいと思っています。 言わば「時間」への投資です。 それを行なって「健康」という面で、来年は今年よりも「輝いて」いたいと思います。
ビデオでも触れていますが「人」という存在は元来、保守的であり、できればマンネリの中で怠惰に暮らしたい願望を持っています。 しかし、数少ない人たちは恒常的な向上心で進歩を続けておられるのも事実です。 私は、そんなに大した人間ではありませんが「変革の4月」を言い続けて来ました。 脱マンネリを図るには、少し古い言葉ですが「マイブーム」のように集中するものを持つことが大切です。 若いうちならドンドン「マイブーム」が現れては消えていくのですが、いつの間にか「マイブーム」の出現がなくなって行きます。 また、関心も人や動物という熱い血のあるものから盆栽のような変化がわかりにくい植物、そして、全く温度のなくなって来た骨董品などにシフトして行くと言います。 そんな傾向にならないようにチェックして行きたいと思います。