<月刊AMI>2006年1月号 Vol.54 ■△▽●○□


1。最近感じること・・「リアクション」の重要性


TV番組でコメディアンの出川さんがリアクションについて興味深いことを話していました。
バラエティ番組に出る芸人はリアクションがショボくなると脱落すると言うのです。
ちなみにHPで調べると出川さんは「もはや日本リアクション芸人界(笑)のエース、
あるいはリアクション王とも称される(?)」とありました。
リアクションが過剰気味な感じがするのですが、なるほど、
リアクションに乏しい人は印象に残らないのも事実と思いました。
我々の世界でも同じだと思います。
リアクションがあるから「その人」が分かるのです。
そして、面白い人という印象は爽やかなリアクションによって残るのです。
少し、爽やかなリアクションというものを研究する必要性を痛感しました。


2。ビデオ連動、ちょっと役に立つヒント・・「○○元年」

先月、ラジオを聴いていたら「私の○○元年」という言葉が耳に飛び込んで来ました。
あんまり感心した○○ではなかったのですが、そういう表現があるのかと興味を持ったのです。
これは「変革」にぴったりな標語になります。
「変革」と一言で表してもそのプロセスには幾多の山谷があります。
これらの山谷を乗り切る精神的エネルギーは「できる」を確信していることから生じるという一面があります。
その為には、小さな事から始めて「できる」「できる」・・という「できる」の循環拡大がポイントになります。
我々は「モデル」化という手法を使いますが、できる道筋をはっきりさせるのです。
「長所伸張法」とも言いますが、この「できる」を「やり続けられる」にシフトさせて行くのです。
その「できる」を見つけることが始まりです。
私事ですが、2006年は「Let'sはぴe事業本部の元年としたい」と思っています。
一昨年12月から始めた「オール電化」専門店のFC事業ですが、
「直営で年間500台、FCで100店」をビジョンにしています。
昨年末までに、直営3店舗、FC2店舗の5店舗まで拡大して来ました。
そして、この間に、いろんな経験を積み本部としてのノウハウを蓄積して来ました。
また、人材的にも本当の意味での「右腕」的な人に巡り合いました。
これらを活かせて「本部」として、参加店をリードして行くミッションを痛感しています。
このように、私の○○は「事業本部」です。皆さんの○○は「何」でしょうか?



3。さいごに・・「リアクションを実践」

関西に「楽笑」という雅号をもつ経営者がおられます。
その方の箴言に「元気な店には客がくる。商売は笑いと活気と勢いや。笑てなはれや〜」
というものがあります。まさに適切な言葉と思います。
その中で一番キーポイントになるのは「笑い」だと思います。
「最近感じること」でコメディアンの出川さんの「リアクション」についてご紹介していますが、
「笑い」のコツの一つがリアクションだと思います。
よいリアクションを少し大袈裟に表現すると多くの方が笑ってくれます。
これを心掛けたいと思います。

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