<月刊AMI>2005年12月号 Vol.53 ■△▽●○□
プロ野球の話ですが先月、ロッテがすごい活躍でした。 パリーグの決定戦に勝ち残り優勝し、日本シリーズで阪神タイガースに4連勝で日本一になり、その後、アジア選手権で優勝してアジアNo.1になったのです。 ボビー・バレンタイン監督がクローズUPされて「ゲームを楽しめ」という言葉が注目されています。 プレッシャーに負けた阪神の選手たちと比較してもロッテの選手は楽しんでいたと思います。 私たちも「仕事」を楽しみたいと思います。
先月、本田美奈子さんが白血病で亡くなられた事は皆さんもよくご存知と思います。 私は、本田さんという歌手を余り知らなかったのですが、TV番組のバック・ミュージックに流れる「アメイジング・グレイス」と言う曲は耳に残ってありました。 素晴らしいソプラノです。 38歳という若さで白血病でなくなられたのは誠に残念です。 この報道の中で、2つシビレた話がありました。 それは、 @将来の自分を目指したい Aチャンスはチャレンジしないとつかめない の2つです。 1つ目は、誰もが自分は輝いていたいと願っていると思います。 この「輝く」という中で、彼女は18歳で歌手デビューしてその年の新人賞を総なめにしたという程の活躍をし、評価されたのです。 もう、バリバリのアイドル歌手だったのです。 この新人賞受賞のインタビューで「将来は誰を目標にしますか」という問いに「将来の自分を目指したい」と応えているのです。本当にシビレますね。 そして、彼女はミス・サイゴンというミュージカルのヒロインに応募して抜擢されたのです。 その彼女が「チャンスはチャレンジしないとつかめない」というのですから説得力があります。 この「チャンスはチャレンジしないとつかめない」が2つ目です。 この2つの事から皆さんに「このままでない!」と心の中で持ち続けて欲しいと訴えたいのです。 ややもするとマンネリの中にどっぷり浸ってしまい「変革」ということができずにしぼんで行く人が多いものです。 「今の自分は本当の自分ではない!」と心の中で叫び続けて欲しいのです。 そして、それをアクション(=チャンスにチャレンジする)に移して欲しいのです。 「勇気」を持って欲しいのです。私もそうありたいと思っています。
ジャンボ尾崎さんが破綻して民事再生手続き開始にしたというニュースも先月ありました。 これにもビックリしました。何十億も稼いだ彼が破綻したと言うのもひとつの教訓ですね。 プロゴルファーが事業して失敗という図式です。 本業以外に手を出して失敗するというのは、多くの破綻の典型です。 「二兎追うものは・・」という格言を噛み締めたいと思います。 調子の良いことに浮かれずに足元をしっかり見据えたいと思います。「看脚下」です。