<月刊AMI>2005年4月号 Vol.45 ■△▽●○□

1。最近感じること・・「集中と同時進行」


タナベ経営の田辺先生の言葉に「集中と同時進行」があります。
二律背反的な事なのですが、ビジネスでは重要な事なのです。
私は、中小中堅企業の弱点は「企画力」だと考えて、 この「企画」を中心としたコンサルティングを行なっています。
現場に近い企業では、眼前の事柄に集中するばかりで 一歩先の事が疎かになりがちです。
多くの企業では、会議で決めたことを「企画」としてまとめあげるのに時間がかかり過ぎるのです。
この「企画」を進める事も「同時進行」の重要な要素なのです。
私は、この「企画」を形にするというコンサルティングでお客様に貢献しています。


2。ビデオ連動、ちょっと役に立つヒント・・「商売繁盛の3原則」

ビデオメッセージを始めて丁度1年がたちました。
最初は緊張して何度も取り直しをして、半日程かけていましたが、最近では慣れてきて2時間くらいで撮影から編集まで終えるようになっています。
何事も経験の積み重ねが大きいものだと痛感しています。

さて、今月は「商売繁盛の3原則」をご紹介したいと思います。
先日、お客様を訪問した時に
「元気な店には客が来る  商売は笑いと活気と勢いや」
というメッセージが掲示されてありました。
このメッセージはスーっと腑に落ちたのです。
私は、以前から「営業は元気と気合と根気が必要だ」と主張しているのですが、これと合わさった形ですが「商売は元気と活気と勢い」と自然に思い浮かんだのです。

最初の「元気」は「旬」である事だと考えています。
旬の商品や話題でなければ、誰も注目もしません。
これは、商売で一番重要な要素だと考えています。
次に、「活気」ですが、これは人が来てもまた来たくなる「接客」でなければ笑いも愛想も出ずに活気が出ません。
元気な商品とよい接客があって、その上に「勢い」なのです。
私は、「勢い」はクイック・レスポンスだと考えています。
単に動きが速くても返事が遅いようでは意味がないのです。

この「商売繁盛の3原則=元気+活気+勢い」が何事にも応用されると思います。皆さんも噛み締めていただければ「スルメの味」が出ると思います。


3。さいごに

「変革の4月」と毎年叫んでいます。
でも、気が付くと自分の事が気になっています。
実は、体重が90kgにもなったのです。
10年前にコンサルタントとして独立した時は80kg位でしたから約10kgも増えたのです。
お医者さまにも減量を要求されています。
私は、変革の4月として「減量」にチャレンジすると公言したいと思います。
この減量は過去にも失敗していますが、公言して、自分を追い込んで実行しようと思います。
来年の4月には安定した85kgにしたいと思います。適時ご報告しますので見守ってください。

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