<月刊AMI>2005年1月号 Vol.42 ■△▽●○□

1。最近感じること・・「前向く」について


長く景気低迷が続いています。
多くの企業は、大手企業の好決算を見ながら「ため息」をつく状態が続いています。
政府も「底入れ」と言いながら、気分的な脱出を図っているように思います。
低迷の中でも「伸びて る」業界もあります。例えば、地上波デジタル放送が普及し始めて「テレビ」が元気良いとの事です。
このよう に、悪い中にも「よい芽」がある訳です。ポイントは「悲観的」に見るか「楽観的」に見るかにかかっているので す。
現実を客観的に把握することは重要なことですが、そこから、少し目を離して見ると「見えていない世界」 があるものです。
悲観的にならず、少し「楽観的」になって周囲を見回すと「前向き」になれるネタが見つかる と思います。実践して行きたいと思います。


2。ビデオ連動、ちょっと役に立つヒント・・「一年の計」

2005年のお正月を迎えました。
今回はお正月の定番である「一年の計」を考えて見ます。
これは、元来、中国の教えであり「四計」があると言われています。即ち、

「一日の計」・・やる気が充実して、時間を大切にイキイキと過ごす
「一年の計」・・夢(ビジョン)を持って、今年はこんな事をしようという方向性を持つ
「一生の計」・・「使命」という大きなテーマを掴むことがポイント。「愛語回天」のように他人に引き出してもらう
「一家の計」・・昔は「一族」という単位。今は、単に「家族」で終わるのではなく「会社」とか「地域」とか大きく。


という4つの計が重要であります。

私は、「一生の計」をシッカリと把握しないと「一年の計」がボヤケてしまうと考えています。
「活き金」という言葉がありますが「活き時間」という視点が大切だと思います。
「使命」をハッキリつかんで「ムダ時間」を費やさないようにしたいと思います。



3。さいごに・・「即実行」について

松下幸之助翁の「訓」に
  心が変われば、 行動が変わる
  行動が変われば、習慣が変わる
  習慣が変われば、人格が変わる
  人格が変われば、天命が変わる
というものがあります。
このポイントは「心」→「行動」に移すということです。心に思ってもなかなか行動に移せないものです。
私は、「いいなぁ!」と思ったら「即行動」に移すようにしています。従って、余計な支出も多いものです。
しかし、行動することによって新しい発見があるものです。失敗も経験のうちです。この癖を大切にして行きたいと思っています。

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