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       ** AMIニュース 2015年11月14日 **

       メールは、弊社のお客様に送っています。 Vol.461

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1.トピックス

皆さん、こんにちは、エー・エム・アイの栩野(とちの)です。

今週も少し寒いですが、比較的良い天気に恵まれました。

皆さまは如何お過ごしでしょうか。

さて、今週は何と言ってもMRJの初飛行ですね。

国産初のジェット旅客機。

YS-11から半世紀も経ったのですね。

機体が出来上がってから何度も試験飛行を延期して万全を期してきたようです。

ニュース映像を見て、私は大感激を致しました。

自動車よりも10倍以上部品点数が多いものが完成に向かっているのです。

例えば、自動車でも昔は市場に出してから不具合を直していたケースもあった
のです。

タカタのエアバッグ問題のように一つの部品品質で物凄い事になるのです。

同じ人命のリスクと言ってもクルマと飛行機では桁が違います。

それも後発なので、性能とコストの板挟みと背景もありながらの開発なのです。

これは「下町ロケット」ではないですが、数多くの部品メーカーの品質管理の
問題でもあるのです。

まさに「オール・ジャパン」です。

エンジンなども国産化に向かうと思うので、ますます、「オール・ジャパン」
という事になります。

頑張れ、ニッポン!

ものづくり、ニッポン!



閑話休題



10月21日と22日に開催された大阪勧業展に出展しましたが、
そこで、コンタクトがあった主なお客様への訪問が終わりました。

いずれも、良い感触で顧問先と一緒に営業体制を組む事になりました。

一つは「EDIデータを自動翻訳」というパネルから運輸業の大手様です。

流通加工という事で、ユーザー様からEDIで来たデータを元に加工処理する
業務が対象になるとの事です。

WMS(倉庫管理システム)やTMS(輸送管理システム)という運送業の基本
ソフトは自社導入やクラウド・サービスもあるのですが、
3PLとして荷主の要求に応じて、現場システムが必要になるとの事です。

情報セキュリティの問題もあって、当該お客様が直面されている大きな課題と
なっているのが現場システムなのです。

「EDIデータから自動翻訳」は、当社のお客様が大手メーカーから取引で
大手メーカーの品番と自社品番との相違を自動処理して販売管理につなぐ事や、
外注手配も絡む業務も含まれており、これにも対応し、パートの方でも
処理できるシステムとして納入したのです。

この辺がピッタリだったのです。

まぁ、大手運送業様なので、当社で直取引はムリなので、私の顧問先と一緒に
展開することになっています。

もう一つは、当社のCRMソフト「営業マネージャー君」です。

このソフトは、私の20年を超えるコンサル経験、あるいは、トヨタ系販売店
時代を含めて、長年、追求してきた課題を解決するツールとして開発した物です。

平成24年に「経営革新計画」を承認された「営業マネージャー君」です。

一般に、日報は紙ベースかグループウエアを使用するケースが多いのですが、
どちらも自社で内容を加工しようとすると、紙の場合はデータ入力が必要であり、
グループウエアではダウンロードが必要になるのです。

グループウエアの会社にも相談したのですが、個別性は対応できないと断られた
という経緯があったのです。

三男が入社してシステム事業を目指す事になり、この大きな課題を開発する事に
して、当社のお客様をモデルになって頂いたものです。

・日報を自社機に内蔵するので、各種マスターを販売管理システムと共用できる
・もちろん、販売データも共用できる
・さらに、日報にSP(気配)データの書き出し機能をつけ
・PP(見積)と連動する
・PPを受注すると原価で入れていた仕入データで発注をかけ、
  受入時に検品リストをバーコードで読み込むだけで納品・売上処理に進む
などの一連の流れでつながるのです。

さらに、「営業マネージャー君」の本来の課題としては
「月末予測」=「実績」+「受注残」+「PP」+「SP」
がお客様毎に自動計算されるので、「月末」に達成する為に
・「受注残」の納期交渉で当月化をはかる
・「PP」の見積で阻害要因を解決して受注につなげる
という事で営業を促進するデータを書き出す機能があるのです。

また、日常管理としては「SP」と「PP」の促進が可能なのです。

営業の使命は、お客様のニーズ(SP:こんなのが欲しい)という生の声を
聞き出すことが大切であり、それを促進する「PP」(見積)と連動する事が
大切なのです。

つまり、どんな話を聞いており、それぞれにどんな見積を繰り返しているかを
知ることで営業を促進できるのです。

案件が少ない営業マンには、OJTが必要ですし、
見積を出し放しの営業マンには、あとフォローを促すことが大切なのです。

そして、見積の段階で適切なアドバイスで「後出しジャンケン」にならない事が
もっとも重要なことなのです。

意外に、仕入先や商品を変えると決まり易くなるものなのです。

ところが、一般には、敗戦してから「あそこの・・」と後の祭りの話になりがち
なのです。

そういう事を排除する為に、三男が作ったソフトウエアです。

しかし、残念な事にモデルのお客様が、サブシステムの方で忙しくなり、
先ほどの「EDIデータから自動翻訳」などへ目が移ったのです。

折角の「営業マネージャー君」ですが、テストコースを走っている段階で止まって
いるのが実情です。

この「営業マネージャー君」に、ご興味を持って頂いたお客様と
一回目の話は終わりました。

お客様は公的な機関ですが、販売店的ポジションも取っておられるので対象になる
お客様を炙り出すのはカンタンに出来るそうです。

しかし、公的機関だけに、あとフォローは当社へというのでは心もとないとの事
なのです。

この辺が、小さな会社の悩みです。

お蔭様で、これも顧問先と一緒に営業展開する事が可能なのです。

まぁ、「経営革新計画」の3年間が終了したのですが、
本当の意味で当社の経営革新が始まるという期待感が大きくなったのです。

故福井社長から「栩野君、なんでも上がってなんぼやで!」と忠告してもらって
いますが、当社の経営革新と勧業展の報告とさせて頂きます。

しかし、まだ、途中経過というのは間違いないです。

この話の後日談を楽しみにお待ちください。



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ブログ「障子を開けよ!外は広い」:今週の記事から2つ

★なぜ、メーカーなのか?
http://amiami.txt-nifty.com/blog/2015/11/post-71d5.html

  ★ツールで「やり方」を変え「リズム」を変える
http://amiami.txt-nifty.com/blog/2015/11/post-d3a3.html

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「小さな会社のICT戦略」
http://www.web-ami.com/d_b/027.pdf

「営業マネージャー君」
http://www.web-ami.com/d_b/028.pdf

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★本日のコラム:「やる気」を引き出す

経営資源は「人・物・金」と言われ、最近では「情報」も加わっています。
しかし、この中で一番難しいのが「人」なのです。経営コンサルタント歴が
20年を超えましたが、この辺の巻き込み方を少しご紹介しています。

  【本文は】
http://www.web-ami.com/siryo/461.pdf をクリックしてください。
  【バックログは】
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★【ちょっとの差】

「ちょっとの差」全101篇をホームページでランダムに表示するように
改めました。
参照:http://www.web-ami.com/

★デジタルBook:「つきの神様」を味方にする「ちょっとの差」
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http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/10022

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