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       ** AMIニュース 2015年 9月 5日 **

       メールは、弊社のお客様に送っています。 Vol.451

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1.トピックス

皆さん、こんにちは、エー・エム・アイの栩野(とちの)です。

今週の大阪は、秋雨前線の影響を受けて天気の悪い日が続きました。

しかし、お蔭様で気温が下がり「夏バテ」も解消気味になって来て、
「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」が到来という感じになって来ました。

そうなんです。

「食欲の秋」が一番に書いてあるように、食べ物がおいしくなって来ました。

「ザ・めしや」の「のぼり」に「松茸ごはん」が早くも登場しています。

本当に秋らしく「さんま」も出回っています。

実は、今週の水曜日は当社の営業会議と称した懇親会を行いました。

いつも、食事の後、カラオケで1時間、気分を発散しています。

今回も山口さんと三男と私の3人でした。

三男が「餃子の王将」の会員カードの更新でポイント取集なために
近所のお店に行きました。

最近、「餃子の王将」は国産食材という名の値上げをしてから、
客数が減った為かベテラン店員さんがおらず、新米のアルバイト男性でした。

私たちは、いつものように生中と単品料理を注文したのですが、
どうも、周囲を見回すと料理が出ていない状況なので、
これは、料理が出るまで時間がかかると思ったのです。

ここのお店の注文票は一枚になっており、伝票単位で出すと教えられているのか、
アルバイト君は、水を出したまま、生中を一向に出そうとしないのです。

随分、時間が経過して、私どもに料理と生中が配膳されたのです。

この間は、3人でいろんな話題でワイワイガヤガヤしていたので、
さほどの不満でもなかったのです。

まぁ、この時は、アルバイト君が気をきかせて生中を先に出しておけば、
一杯くらいは先に飲んでいるのにと思った程度だったのです。

気分を直して、出された料理を食べて、〆で春巻き・焼き飯と生中を追加した
のですが、今回も、同じように、料理と一緒に出て来ました。

やっぱりと諦め気味に話していたのですが、ところが、驚く事が起こったのです。

焼き飯のスープが煮詰まっており、見た目にも黒く、味も焦げたような塩辛さ
だったのです。

ここで、私たちはキレたのです。

可愛そうですが、アルバイト君を呼んでスープを飲ませたのです。

スープの味見をして慌てたアルバイト君、一階の料理場へ持って行ったのです。

そして、新しいのと変えますと返事して来たのです。

もう、食べ終わったのに新しいスープかよと思いながら、お断わりして、
一階で清算をしたのです。

三男が会計したのですが、レジに来た店員に文句を言ったのですが、
これもアルバイトなのか要領の得ない返事だったそうです。

まぁ、お店として料理の味を売りにするのが当たり前と思うのですが、
見た目にも真っ黒なスープを出して平気な料理担当、
そして、ビールを先に出せない接客担当では、この店の運命は分かります。

ローコスト・オペレーションは永遠の課題ですが、
こんな事態を反面教師として、よく学んでおく必要があるように思うのです。

まるで公務員の如く、それぞれが「やりました」という事だけで、
料理の出来具合やお客様満足の為の配膳の順番などはお構いなしなのです。

これで食材国産化と値上げでは、本末転倒も甚だしいと言わざる得ないです。

他山の石としたいと思います。



閑話休題


4日は抗日70周年という軍事パレードを華々しく行った中国ですが、
その軍装備の近代化は進んでおり、230万とも言われる軍隊の大きさで
大変な脅威と威力を見せ付けました。

安全保障関連の法案で戦争反対と叫んでいる方々には、
このパレードがどのように映ったのかと思います。

誰しも戦争などしたくはないですが、習さんの演説を聞いていると、
言葉とは裏腹に覇権を求めて、力づくの戦略意図が見え隠れしています。

言葉で軍隊を30万人減らすと言っていますが、自衛隊は23万人に過ぎない
ので、自衛隊が消えてしまうという事です。

戦争は「貧乏」が引き金になるのですから、中国経済の行方が気になります。

8月15日号で中国経済の「引き潮」に飲み込まれる危険性を書きましたが、
ジワジワと株価や円相場に影響を与え始めています。

中国のマクロ構図では、新しい動力の供給源だった農村部も少子高齢化で
安い労働力が枯渇し、生産コストと人員確保の問題があります。

その結果、内需の衰えが出ていると報じられているように、製造業の勢いが
鈍っているのです。

こういう勢いが鈍ると現れるのが、老朽化した工場設備の問題と管理する人の
問題の相乗効果で起こる事故なのです。

「ハインリッヒの法則」がありますが、1つの重大事故の背景に29の軽微な
事故が隠れており、さらに、300の異常事態があるという事ですが、
その重大事故が頻発しているとの事なのです。

大気汚染もそうですが「安全安心」への投資の遅れが、実際に、化学工場の
爆発事故が頻発というように「マグマ」が動き始めているのです。

こんなリスキーな状況下にも関わらず、中国政府は元を切り下げて輸出力を
増して生産を維持しようとしている訳です。

しかし、切り下げは、逆に、輸入大国でもある中国は国内物価を押し上げること
になるので、内需にも影響が出て来ると考えられます。

もともと、共産党の一党支配体制なので「複眼の思想」は馴染まないのです。

汚職体質と言われており、習体制が摘発などをしているようですが、現場での
いい加減さは計り知れないものがあります。

倉庫で許可されたものが2・3年で化学工場と化けるという体質が蔓延して
いるのです。

現在のように、インターネットも衛星放送も一般化している中で、
一党支配にほころびが出てもおかしくなく、第2の天安門事件が起こらないとも
限らず、それがトリガーになって大混乱もあり得るのです。

こんなラフなシナリオですが、中国発の巨大な経済ショックに巻き込まれる
可能性が高まっているという危機感は重要です。

誰しも「今のまま続く」と思いたいですが、そうではない事を想定して対応する
事を具体化しておく必要があります。

リーマン・ショックの時もそうでしたが、結局は「内部留保」の差が企業力を
大きく分けたのです。

例えば、主力のお客様のウエートが高いとそのお客様の売上が激減して急速に
赤字化して資金問題に発展するのです。

できるうちに固定費の変動費化を進めておく必要があります。

また、中小企業家同友会の「3つの理念」の「いの一番」は「自主的近代化」と
「強靭な経営体質づくり」とあります。

「自主的近代化」で効率化を進め「商品・技術・サービス」を磨くことで
お客様の支持を得て「強靭な経営体質」へ向かっていく訳です。

★本日のコラムで「積小為大」をテーマにしていますが、
すぐに出来る事から始めることがポイントなので。

「すぐ出来る事」=「ちょっとの差」を実践することが大切です。



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「小さな会社のICT戦略」
http://www.web-ami.com/d_b/027.pdf

「営業マネージャー君」
http://www.web-ami.com/d_b/028.pdf

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★本日のコラム:「積小為大」

「積小為大」は二宮尊徳の言葉だそうですが、改善を始め何事も小さな事から
始めないと進まないのが現実です。しかし、今の市場関係では「小」ばかりを
幾ら集めても採算が合わないのも事実です。「小」と「大」のミックスが大切

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★【ちょっとの差】

「ちょっとの差」全101篇をホームページでランダムに表示するように
改めました。
参照:http://www.web-ami.com/

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