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       ** AMIニュース 2015年 8月 8日 **

       メールは、弊社のお客様に送っています。 Vol.447

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1.トピックス

皆さん、こんにちは、エー・エム・アイの栩野(とちの)です。

連日のように猛暑日が続いていますが、皆様は如何お過ごしでしょうか。

今日は「立秋」という事で「残暑」ということになりますが、
今年は暑くなるのが遅かったせいか、やっと身体が暑さに慣れた感じです。

まだまだ、暑い日が続くようなので、皆様、ご自愛くださいませ。

私は、カラ元気で「百歳現役」を目指すと宣言し、まずは「健康」という事で
・月200kmのウオーキング
・小食化の為に「ごはんを少ない目」とオーダー
・昼休みに30分100円のカラオケで新曲にチャレンジ
などに心掛けていますが、暑いのでウオーキングは昼間を避けています。

不本意ながら、やっぱり、暑さに負けている感じです。

去年まで日蔭をよって歩いていたのですが、控えています。

しかし、徒歩10分ほどの所にジャンカラがありますので、昼休みを兼ねて
30分100円でカラオケと無料ドリンクを楽しんでいます。

カラオケは、三波春夫さんの歌謡浪曲(例:俵星玄蕃)が好きなのですが、
最近、舟木さんの「春はまた君を彩る」という曲に挑戦しています。

私は演歌が好きなので、結構、難しい曲ですが、歌詞にグサっと来ています。
参照:https://www.youtube.com/watch?v=fyxJpAz6szk

好きなことは続けられるを実感しています。

さて、今日から映画「日本のいちばん長い日」が公開されます。

戦後70年が経過して、いろんな意味で「平和」が問われています。

戦争の体験者も少なくなり、未体験の世代が主流になり、
「頭」で戦争の意味を理解しても「体験」が伴わないので空論になりがちです。

特に、問い直されているのが「特攻」の意味です。

「テロ」という方もいるとの事で残念に思います。

もう10年前になりますが、呉に「大和ミュージアム」が出来た時に、
GWに家族で行きましたが、そこで、特攻の方が録音で「父よ、母よ・・」と
語りかけているのを聞いて胸が詰まりました。

多くの方は日本が負けると思いながら、祖国の為に命をかけたのです。

この姿を理解したマッカーサーを初めとするアメリカの対日政策が大きく変わり
昭和天皇の尊いお姿を理解し、尊敬の念を持ったと言われています。

昭和天皇は「わが皇族はどうでもよい、国民を・・」と訴えた姿は
マッカーサー元帥を直立不動にし最敬礼に及ばせたと聞いています。

この己を捨てて全体に役立つという精神こそが日本人に共通するものと思います。

「武士道とは死ぬことと見つけたり」と言いますが、西洋の騎士道とは違うようで、
マッカーサー元帥も「武士道」を理解するのは難しかったと思います。

確かに、「特攻」ということは異常事態に違いないですが、
いざという時に身を捨ててでも行う精神は、今も脈々と国民に行きわたっている
と思いたいです。

しかし、自民党の若手議員がネットでの発言で問題視されていますが、
若い人が戦争反対と叫ぶのは当然としても、いざという時に、自分は行かないは
彼が指摘するように「おかしいですね」と言いたいのは私だけではないと
思いたいです。

企業でも同じで、戦後誕生した企業は70周年を迎えているのですが、
創業時のメンバーは既にいなくなっており、経営者も3代目4代目になって
います。

創業時の苦労が伝承されていても「体験」が伴わないのです。

従って、全員がサラリーマン化している感じです。

そこには「武士道」などという崇高な精神はなくなっているように思います。

「滅私奉公」や「先義後利」という言葉がなくなり、
日経ビジネスでは「活私開公」が数年前に踊ったことがありました。

何も分からずに入社し、教えてもらいながら成長することを当たり前と思い、
何ほども役に立たずとも給料を平気でもらう方が多くなっています。

「活私」という意味では、
自分の才能をどのように伸ばしたいのかも分からずに、ただ出社して時間を
流している状況では如何なものかと思いますが、
きっと、彼らは「時給」という感覚なのでしょうね。

「時間」=「給料」

そこに「活私」の視点もなく、「開公」という意味で社会に役立つという精神も
欠如しているのでしょう。

この状況で、自民党は「時給」化を推進、民主党は「月給」化なのでしょうが、
どちらが実態を表しているのでしょうか。

確かに、「活私開公」という活躍する方もいらっしゃるでしょうが、
統計学的に見ても少ないと思います。

2σ(シグマ)は大きな分岐点で、これ以上に離れた存在は2.4%なのです。

故船井先生は、「セミナーでドンドン実例を紹介しなさい、真に理解する人は
3%、その方が自力でやって成功するのは3%、すなわち、千人に1人」と
おっしゃられた事を思い出します。

100人の中で3人でも、ほぼ2σの存在であり、現実、非常に優秀なのに、
さらに、その上の1000人に1人は凄い才能と思います。

「1000人に1人」は、統計的に、ほぼ3σの存在と言えます。

これを「その道で1000人に1人になる」と置き換えてみると、
いろんな「1000人に1人」が存在する訳です。

トヨタ改善チームが教えてくれた
・10年続ければ、必ず達成できる
・20年続ければ、プロになれる
・30年続ければ、神様になれる
という「訓」にもつながります。

30年続けることは、これも稀有の存在と言えますので、
立派に「1000人に1人」の存在価値になっている筈ですが、
職人の世界では「技」を磨くで顕著に評価されますが、
一般のサラリーマンでは「何」を磨くか難しいですね。

何も磨かずに「あなたの特技は?」と聞かれたら「管理職」という笑い話が
まことしやかに聞こえるのは現実のように思います。

それでも、「1000人に1人」という自負が大切ですね。

さて、私自身はどうかと振り返ってみると大雑把には、
・23年前に「社畜」になるのは嫌だ、自分の道を歩むと言って会社を辞め
・関連会社で自分を活かす為に船井総研で客員経営コンサルタントを学び
・20年前に「経営コンサルタント」で独立起業し「21世紀は企画の時代」と
  Faxを活用するマーケティングからWebと「デザイン」を軸に展開し
・三男が入社して「システム」を新「基軸」として立ち上げ、
  現在、「デザイン」x「システム」をベースにした経営コンサルを展開中
となります。

「自分の道」=「システムの道」だったのですが、経営コンサルタントとして
お客様に即効果の術として「デザイン」をベースにした販促で展開したのです。

運良く三男がリーマン・ショックで東京から帰って来たので、
「彼の才能」=「システム」
として、お客様に役立つシステムづくりを目指したのです。

こうして、「自分の道」=「システムの道」が「彼の才能」=「システム」で
つながり、親子で「同じ道」を歩むことになりました。

親子で「1000人に1人」を目指すのも「あり」かと思います。

トヨタのカンバン方式も徹底していますが、
この徹底してトコトン追求する姿がどんな道を歩もうとも大切だと思います。

トコトン徹底するには、苦しさから逃れたいという甘さを断つ必要があり、
克己して全体の為に精進する必要があるのです。

三男も多くの壁にぶつかりながら自力で突破して世界を広げています。

まさに「開公」という方向で「活私開公」へ進んでいます。

戦後70年という話から「特攻」・「武士道」から脱線気味になりました。

しかし、今一度、資源に恵まれない国の一般人の生き方を再考する機会でも
あります。

★本日のコラム:「帝国データバンクの警鐘に学ぶ」
にならぬためにも、来週は、お盆休暇という方も多いと思いますが、
ご先祖様を大事にすると共に、今一度、考えてみたいと思います。



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「小さな会社のICT戦略」
http://www.web-ami.com/d_b/027.pdf

「営業マネージャー君」
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★本日のコラム:「帝国データバンクの警鐘に学ぶ」

広島の木原先生の「ディリ―メッセージ」の7月24日号に「会社を潰す
十大トレンド」というショッキングなタイトルの記事があり、それを受けて
私なりの考えをまとめたものです。ご参考になればと思います。

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「ちょっとの差」全101篇をホームページでランダムに表示するように
改めました。
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