AMIのメールニュース LOG



***********************************************************************

     ** AMIニュース 2008年 3月 8日 **

     メールは、弊社のお客様に送っています。 Vol.56

***********************************************************************

1.トピックス

ようやく、春らしくなって来たと喜んでいますが、花粉が凄くなっている
ようですね。

私は、今のところ「花粉症」ではないようなのですが、アレルギーの方は
本当に大変だと伺っています。

よく利く注射もあるそうですが、如何なものでしょうか?

今回は、NHKの「フルスイング」のまとめのような記事になりました。

私は、この番組から
・「夢」は人を動かす原動力
・「貝」になった相手には、「軽いトス」から
・「壁」にぶつかっても「夢」を信じて、あきらめずにフルスイング
という事を学びました。

皆さん、故高畠さんの教えをもう一度、噛み締めてみたいと思います。

さて、今日の「楽笑カレンダー」には
★「一ツの命 大事に使へ 大事に使へば 一生もん」
とあります。
http://www.rakusho.co.jp/

「命」に関する事件が多くなっています。

その原因を辿って行くと「生き方」に辿りつきますが、
楽笑さんのように「夢、笑、楽」の3文字を大切にして欲しいと思います。

★「薬より 笑って治す 気の病 笑ってなはれやー」
というのもあります。

人生は、ホントに「心」の持ちようだと思います。

今日の「コラム」は「フルスイング」です。

またまた、長文ですが、よろしくお願いします。


★エー・エム・アイの無料メルマガ★
  「愛語回天 花まる人生塾」
のご登録もよろしくお願いします。
ご登録は下記から
http://blog.mag2.com/m/log/0000132521/


===================================

2.コラム:「フルスイング」について(筆者:栩野 正喜)

■「フルスイング」

今までも何度かご紹介していますが、
1月から2月にかけて、NHKが「フルスイング」という6回シリーズ
のドラマを放映しました。

2月11日に「番組に学ぶ」と題して、取り上げましたが、
もう一度、まとめ的に書こうと思います。
参照:http://www.web-ami.com/mailnews/080211.html

この番組は、6回シリーズなのですが、
それぞれのポイントをNHKのホームページから抜粋しますと

★第1話のことば…

「大きな耳 小さな口 優しい目」
  …コーチの仕事は教えん事、それがワシの信念でした。無理やり教えても、
 選手の迷惑じゃ。選手が苦しんで、悩んで、高さん指導して下さい言うて
 来るまで待つ。大きな耳、小さな口、優しい目で待つんですわ…

★第2話のことば…

「才能とは、逃げださないこと」
  …生徒に何を伝えればいいかわからんけど、私なりにひとりひとりに向き
 合っていきます。
 何かあった時、そうだ高林がおったな、って思い出してくれればいいんじゃ
 ないかと。いつでも来やすいように、手を広げて待っててやろうと。…

★第3話のことば…

「大丈夫、それでいい」
 …(野球部中村の手のひらを見て)いい手じゃ、よう練習しとる手じゃなぁ。
 これなら大丈夫。何も変えんでいい。今まで通りでええんじゃ。この手を
 信じてな…

★第4話のことば…

「相手の目をよく見て」
 …キャッチボールの基本は、まず相手をよく見て、次にボールをよく見る
 ことです。無理せんと、キャッチできる距離まで近付きましょう。ナイス
 キャッチ!!…

★第5話のことば…

「ソッ啄(ソッタク)」
 …「ソツ」(口へんに卒)は卵が孵る時にヒナが殻の内側から鳴く声、
「啄」は母鳥が外から殻をついばむことを表します。つまり、ソツ啄とは
 親と子、師匠と弟子のタイミングが合う事が、理想の指導っちゅう意味
 です…

★最後のことば…

「氣力」
 …ワシはな、諦めん気持ちこそ、氣力じゃといいたい。諦めちゃいかん。
 ワシも、皆んなもじゃ。九回裏、ツーアウト、ランナーなしでも、何点
 離されておっても、諦めん気持ち、それが氣力じゃ。氣力はな、人を思う
 事で強くなる。思われる事で、もっと強くなる…

と紹介しています。

私は、最初の「大きな耳 小さな口 優しい目」という言葉に引かれて
この番組に興味を持ったのです。

全部を見た訳ではないのですが、前回は
「夢」⇒「壁」⇒「人間力」⇒「支援力」⇒「関係力」⇒「真因」⇒「?」
と「?」で最終回をご紹介していました。

その「?」は「氣力」だったのです。

「夢」・・「イケル」という直観力が働き「夢」を膨らます
「壁」・・しかし、現実には専門性という「壁」が高く立ちはだかる
「人間力」・・その専門性という「壁」を突破する「情熱」という「人間力」
「支援力」・・受け入れられて自分の得意分野で力量を発揮する
「関係力」・・強烈な壁に「近づく」という事で「心」を開く
「真因」・・上辺のことに目を奪われずに、物事の本質を読む
「氣力」・・どんなに追い込まれても「最後まであきらめずにフルスイング」

主人公の高林先生は、毎朝、校門に立ち、登校する生徒に
「未来の大リーガー」
という風に、それぞれの生徒の○○を呼びかけていました。

★「人は暗示で9割動く」と言われますが、
毎日、毎日、「未来の○○君」と呼びかけることで、
どれほど生徒の心に「夢」が入り込んだものかと思います。

たしかに、「夢」が人の原動力なのかも知れません。

しかし、現実の世界では、その「夢」を通り一遍等な常識でつぶすケースが
多いのです。

それぞれの「人」には、環境の違いから個性が出て来るのですが、
例えば、落合選手やイチローという「変則型」の選手の場合、
いわゆる、プロの常識ではアウトローなのです。

彼らが巨人軍のようなチームに入団しておれば、
駒田選手がOB連中にいじられて大成できなかったように、
それぞれのOBコーチが強いる持論に圧倒されていたように思うのです。

野茂投手や岡島投手も超変速フォームの選手です。

それが、大リーグという舞台で「個性」を発揮したのです。

この「個性」を育成するという姿勢が高畠さんの主義のようです。

また、第4回では「キャッチ ミー」という言葉がテーマでした。

心を閉ざした帰国子女が発するサイン「キャッチ ミー」という意味を
「私を理解して」と英語教師が理解したことからドラマが急転回したのは、
忘れられないものになりました。

「貝」に心を閉ざした人には、やさしいトスのような「言葉」で投げかける
事から、言葉のラリーが始まめる事を学びました。

「積極的傾聴法」という手法は、相手が話してくれて初めて有効なのです。

相手が無反応になった時、それは「軽いトス」のような投げかけが重要なのだ
と学びました。

本当に「気づき」の多い番組でした。

59才で高校教師になり、僅か1年でガンに倒れられたそうですが、
彼が教えた「フルスイング」という理念は、生徒の心に深く刻みこまれた
ものと思います。

この感動のドラマは、原作本が出版されているようです。

ご興味のある方は、読まれる価値は十二分にあると確信します。

■まとめ

・「大きな耳 小さな口 優しい目」で個性を伸ばす

・「貝」になった人の心を開くのは、軽いトスから

・「最後まであきらめずにフルスイング」


■当「AMIニュース」のバックログは、
http://www.web-ami.com/mailnews/main.html
でご参照ください。

===================================
・発   行:有限会社エー・エム・アイ
・発行責任者:栩野 正喜
・所 在 地:〒545-0001 
       大阪市阿倍野区天王寺町北1-8-47-411
・連 絡 先:電話:06(6713)4161 Fax:06(6713)4162
・U R L:http://www.web-ami.com
・メ ー ル:info@web-ami.com
===================================



▲このページの先頭へ  AMIのサイトトップへ