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     ** AMIニュース 2007年 4月20日 **

        当メールは、弊社のお客様に送っています。

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1.トピックス

今日の大阪は、外を歩くと少し汗ばむくらいの気候です。

皆さんのところは、如何ですか?


先日、三重県で地震がありましたが、何か、大きなものがやってきそうな
予感がします。

皆さんは、影響なかったですか?

また、地震対策は如何ですか?


TVの報道では、シャープの亀山工場は、平気だったそうです。

やはり、先進の免震対策を施している成果でしょうね。


「5本目のタイヤ」という言葉があります。

クルマの多くは4輪なのですが、パンク対策に5本目をスペアにしている
のです。


先を見込んだ「投資」なのです。


スペアタイアもパンクしなくなった道路事情から、テンポラリー・タイアに
変わっています。


では、個人の「耐震」の投資はどうかという課題です。

非常持ち出し袋の中身は、期限切ればかり・・のど元過ぎれば・・です。


今度の休日には、一度、総点検して見たいと思っています。

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2.コラム

「腑に落ちる」
(筆者:栩野 正喜)

船井先生の教えに「1:1.6:1.6の自乗」という法則があります。

レンガ積みの法則とも言いますが、教会の塀をつくるのに
・何も知らされずに、命じられてする作業の効率を1とすると
・図面を見せられて、どれだけの作業と理解した場合は1.6倍になる
・自分で教会の塀を設計して作業すると更に1.6倍、約3倍になる
という法則です。

私は、この法則には普遍性があると思っています。

自動車販売店時代でも、同じ条件で営業マンを分析すると3倍の差があった
のです。

このコラムを書くのも同じで、何を書くかハッキリしているので、意外に、
短時間(約20分)で書けます。

女性のお化粧なども、出かけるシーンがハッキリしていて、衣装も決まって
いると早いのではないかと思います。


このように、「ハッキリ」している事がポイントなのです。

1の状態は、ただ単に作業するレベルですが、
1.6の状態では、頭で理解した状態であり、
1.6の自乗の状態では、頭から「腑」におちた状態なのです。


この「腑に落ちる」が重要なのです。


同じ「理解」でも、アクションに結びつかない状態では、意味がないのです。

そこに、人とのコミュニケーションの重要性があるのです。


「気づく」


これがベストなのですが、意外に難しいのです。


私は、コンサル業ですから、自分の得意分野で接するのですが、
全てにオールマイティかと言えば、必ずしも、そうではありません。


「腑に落ちる」状態であれば、余裕があるので相手と波長を合わせることに
注力できます。


しかし、やや不得意な分野では、事前に調べて、確認した上で、お客様に
指導するようにしています。

調べるだけでは、WHY?がクリアでないので、自分がイメージできるまで、
いろいろと調べるのです。


当社のFax通信では「想像力から創造力へ」というシリーズを連載して
います。

イメージとクリエイトの両輪が必要なのです。

クリエイトできないのでは、無意味です。


山本五十六元帥の有名な言葉、
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらなねば人は動かじ」
は、部下指導のコツを端的に表しています。

イメージさせ、クリエイトへシフトさせるコツなのです。


最近、「やってみせ」を棚上げにして、詰問ばかりが管理職という風潮を
見かけます。

こんな人は、「言って聞かせて」もなく、結果ばかりを追求する傾向にあり
ます。


部下指導は、「人材育成」という視点をベースに山本五十六流でコミュニ
ケーションする点を忘れては、ストレスばかりの風土に陥ります。


自分のアクションでイメージさせて、実践から小さな成功で自信をつけさせ
て、誉めて「やる気」を大きくさせるということが大切です。


「頭」での理解から「腑」に落ちる:
これが出来れば、約3倍(実は集団なのでルートで1.6倍)になるのです。

手間暇を惜しまずに、じっくりとコミュニケーションして行きましょう。


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