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         ** AMIニュース 2007年 4月12日 **

           当メールは、弊社のお客様に送っています。

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1.トピックス

タイガースは、出足が少しもたついていますが、
大阪の気候は、随分、春めいて来ました。

桜の花も散り始めて、桜吹雪の風情がたまらないですね。

お客様に向かう途中に、小さな川沿いに桜並木があるのですが、
やはり、目がうばわれそうになります。

ゆっくりと散歩でも出来るといいのですが、あっと言う間に通り過ぎました。

人生には、いろんな出来事がありますが、すべては「必要必然」の出来事と
受け止めて、不幸なことには悔やまず、恨まずに、
プラス発想で「前向き」に生きて行きたいと思っています。

しかし、お客様という存在はありがたいですね。

どんな状況に追い込まれても、お客様に向かっているとプレッシャーに
潰されることなく、自分にパワーがみなぎって来ます。

「桜」の散り際の良さを思いますが、ビジネスの世界でも、腐れ縁にならない
ように離れ際が大切ですが、相互に「前向き」になれる関係を維持して、
Win−Winの状態で共存共栄でありたいと思います。

「苦境に立ってこそ人は磨かれる」

マーケティングの世界では、常に、ピンチと隣り合わせです。

見えざる敵との戦いで勝ち残る戦略で支援しています。

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2.コラム

「正をもって合わし、奇をもって勝つ」
(筆者:栩野 正喜)

この言葉は、孫子の兵法にあります。

戦いは、お互いに正攻法で陣を張って対峙して、攻める時は「奇策」で一気に
勝利するのがよいという教えです。

これは、ある大手企業での実話なのですが、中堅営業マン向けの講演をした時
ですが、約1時間半、持ちネタを話したのですが、その後、質疑応答の時間と
なって、若い営業の方から
「100戦連勝のクロージング術を教えてください」
と元気良い質問が出ました。

今まで、何を聞いてくれていたのかと頭に浮かんだのですが、ともかく、
折角の質問にお応えしなくてはならないのです。


この時に「正をもって合わし、奇をもって勝つ」が浮かびました。


本来ならば、ご要望のテクニックを事例でご紹介すべきなのでしょうが、
咄嗟に、私は
「そういうテクニックも知識として学ぶことは重要なことだが、
もっと大切な事で、若いうちに身につけておかねばならない事がある!」
と切り返したのです。


その若い人は、キョトンとしていました。
あたりもシーンと静まったのです。


「つかみ」ということが大切なのだが、全員が私の次の言葉に注目したので、
少し、緊張しました。

私は、確かに、アメリカ流の心理学を持ち込んだ本が流行していますが、
それも大切だが、根本的に磨くものがあると話し始めたのです。

ホリエモンや村上と言った人は、成功者として価値はあるのかも知れないが、
いかにも自分本位な生き方には、疑問が残ると大きく話したのです。

頭が幾ら良くても「人間性」という重要な尺度から見ると
「バカ」になってやれるパワー
が一番、人を惹きつけると話しました。

知識・経験・根性の3要素をバランスよく磨くことが大切なので、
その為に、「会社のため」よりも「自分のため」よりも「お客様のため」に
自分の惚れた「商品」を徹底して語りましょうと話したのです。

若い人は、熱い「情熱」が特権なのです。

その「情熱」を買ってもらいなさいと締めくくったのです。

50人くらいの方が聞いておられたのですが、大方の方は、キョトンとされた
状態でしたが、私と同じ年配の部長さんが
「先生の言う通りだ。とやかく言わずにバカになってお客さんに向かって
行こう!」
と締めくくって下さいました。


その後、この部長さんとは、長くお付き合いしています。

後日談ですが、「バカになってやれ!」は少しブームになったと話して下さい
ました。


孫子の兵法「正をもって合わし、奇をもって勝つ」をタイトルですが、
昨日、来日した中国の温家宝首相は「氷をとかす旅」と表現したように、
言葉の力は大きいものがあります。

こんな才能を身につけたいものです。


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