<月刊AMI>2003年10月号 Vol.28 ■△▽●○□

1.最近感じること・・「第4四半期」


いよいよ10月になりますね。2003年の最終四半期に入ります。今年を振り返ってみて、最後の追い込みをかけなければなりなせんね。当社は、とても計画通りという進展ではありませんでしたが、大きく「革新」のスタートを切ることができました。それは、

 @「メルマガ」・・
マグマグに2本連載するようになりました。また、自社でメール・アドレス収集ソフトを購入して約10万件のアドレスを取得し、お客様のマーケティングに貢献しています。

 A「Fax」・・
マイトークというソフトで宛名組み込み送信ができるようになり、「レスポンス・フォロー」をよりバージョンアップしました。また、電話も1件4.5円時代になり、Faxコストが大幅に改善できろようになった。

 B「百匹目の猿の会」・・
椛D井総合研究所の村上先生と組んで、新しい異業種交流会を主催することになった。「老若男女」の色んな方々との交流が楽しくなってきた。

などです。

これからの第4四半期で、これらのことに磨きをかけていきたいと思っています。

2.ちょっと役に立つヒント!・・「大阪は東京の先行指標」

最近、東京のお客様が紹介というより営業的なPRをして頂き新しいお客様ができました。
これは、当社にとって画期的なことです。今までスポット的なお客様はありましたが、殆どは、大阪のお客様の東京支店というケースでした。
そういう意味では、念願のお客様を得たことになります。

このお客様の状況をみていると、大阪の現状は、東京にとって3年位の先行指標であると感じるのです。
我々が3年前に体験したことが、東京でも起こってきているということです。
マスコミが発達して「情報」は全国一律に伝えられていますが、経済の温度差を実感することはありませんでした。
一般的に、景気という面では「倒産」や「失業」という最悪のケースが指標になりますが、関西圏、とくに大阪の指標は、格段に先行していますね。

東京や静岡のお客様が大阪の失業率の高さは、アルバイトや実質起業しながら保険給付を受けているからではないかと言われますが、そういう面も見受けられますので否定はしませんが、実質的に募集条件が劣悪化しており自分の適職を探すという点から見ると困難であるというのが事実であります。学生の就職状況なども大阪は先行しているように思います。

こんな大阪の状況を一つの尺度にして、東京のお客様をウオッチングしてみると確かに3年くらいの時差が生じているように思います。この3年の経験を活かせてコンサルティングを展開したいと思っています。

3.さいごに・・「積善」

人間誰しもパワフルに生きたいと思っています。パワフルに生きた結果、「積善」になるようにしたいものです。「積善」という言葉は、易経にある言葉で、その時その時の「善」を積むということであり、回り巡って自分に返ってくるという教えであります。

最近、ある所で、この言葉に久しぶりに出会いました。その所では、「善」を施して忘れなさいということを加えてありました。なるほどと思います。
ボランティア活動などは、本来、「積善」の世界ですが、誇らしげに活動を自慢する人も中にはいます。これでは、活動をネタに自分をPRしているので、本当の意味で「積善」になっていないと言えるように思います。でも、「善」を施して「忘れる」ということは、意外に難しいと思います。
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