<月刊AMI>2003年7月号 Vol.25 ■△▽●○□

1.最近感じること・・「青春」という事


「青春」という詩は、米国の詩人サミュエル・ウルマンの作で、この一作品で有名です。「青春」とは、肉体の若さを言うのではなく「精神」の若さを指すのだという事であります。なるほどと感心するとともに、今月で満54才になる自分に当てはめて考えさせられるものがあります。

「青春」の特長のひとつに「おどろき」があります。どんどん眼前に現れる「新しい」事柄に感動するのが「若い」時の特長であります。最近、DVDが我が家に登場しましたが、息子たちが夢中になっているのを見ていると「自分も年をとった」とふと感じる瞬間があります。ともかく、余り「感動」しなくなったと言えます。随分、若いつもりでいますが、各所に老化の兆候が顕著になっています。職業柄「若さ」がある程度重要なので、意識的に「若く」したいと思っています。

会社も創業8周年という節目です。人間に喩えると「小学校3年生」です。そろそろ体力がつき始める頃です。「小事優先」が基本ですが、「大事」にも気を配って適度な「変革」をして行きたいと思っています。「脱皮しない蛇は死ぬ!」・・この通りだと思います。新しいことに「前向き」にチャレンジする姿勢を忘れずに、「青春」をエンジョイしたいと思っています。

2.ちょっと役に立つヒント!・・「NEWビジネスモデル」

当社は、経営資源(人・物・金・情報)の4要素のうち「情報」をメイクして、それを発信することで「集客」して商売を繁盛させるスタイルの経営コンサルタントです。このスタイルのコンサルティングを通して、

@非凡化・・普通の商品を「非凡」にする付加価値を加えて「差異化」する
Aモノ化・・その差異化したコンテンツを「形」にすることでビジュアル化する
B情報化・・そのビジュアル化したコンテンツを情報発信する
Cモデル化・・この@〜Bのプロセスを自社のコア・コンピタンス化して「ビジネス・モデル」としてサイクルを回す
DDM化・・そしてF2FからB2C(B)化により「無人」によるダイレクト・マーケティングを確立する

という方程式を生み出しました。
当社の情報発信は、その発展過程で見ると

@Fax・・Faxの一斉同報によるダイレクト・マーケティング(メーカーや問屋さん)
Aちらし・・メーカーや問屋さんを通じて小売店の「ちらし」販促にも着手しました
BWeb・・ついでホームページ(HP)を連動してHPのカタログ化でより深く伝える仕組みになりました
CWeb通販・・さらに、通販システムを開発しオークションと併せてダイナミックな通販システムができました
Dメルマガ・・特定多数を対象とする「メルマガ」による「Webちらし」の手法を開発しました

という具合です。
皆様もよくご存じのように「メール」は、ほぼタダに近いコストで発信できるので、当社の新しい「ビジネス・モデル」になっています。

当社の「メルマガ」の特長は、お客様の商品紹介+当社のコンサルティング事例というのが「売り」であります。販売促進のプロとして、自社でも通販にチャレンジして「ノウハウ」蓄積を図っています。「当たる・・・・」は、販売促進ではキーワードになりますが、「当たるメルマガ」を作りたいと思っています。ご期待ください。

3.さいごに・・「創業8周年」

7月3日に、当社は創業8周年を迎えます。満8年という事ですが、この間に色んなドラマがありました。上記2項でも触れましたが、当初はFaxマーケティングでスタートしました。東京商工リサーチさんのデータベースを利用して「Faxデータ」を抽出してご提供いたしました。
この段階から順次発展して、今日では「Webちらし」にチャレンジしています。GetAddress2というソフトでメール・アドレスを入手して「メールのデータベース」を自社で約10万件をもつようになりました。これは、Web上に約8000万ものHPが存在するので、今後も着実に増やして行きたいと思っています。

「Webちらし」の特性は、メールとホームページの活用なので変動費の部分がほとんどなく、ほぼ固定費できる事にあります。自社ばかりでなくお客様の商品を加えて日本全国に気軽に情報発信しています。当社は、従来の「Faxちらし」や「ちらし」で取得した「当たるノウハウ」を「Webちらし」にも応用して、「Web」でも通用するノウハウ化を目指しています。

もともとの「信念」である「形は心を動かす」を実現する
@社長のコンサルティングでコンテンツ化する
A前澤さんのデザイン力でハイレベルのモノ化を行う
B山口君のシステム力で通販化でダイレクト・マーケティングで直接「儲」ける

という「三位一体」の組織でよりパワフルにお客様に貢献して発展して行きたいと思っています。
ともかく、「Webちらし」という「やり続けられる」ビジネス・モデルができたので、これからが乞うご期待というところです。
3/3
月刊AMIトップへ