<月刊AMI>2002年7月号 Vol.13 ■△▽●○□

1.最近感じること・・「創業7周年を迎えて」


この7月3日は当社の創業記念日です(残念ながら、お休みではありません)。95年(平成7年)に(株)船井総研の客員経営コンサルタントの資格を頼り(?)に独立いたしました。あれから7年が経過いたしました。一口に満7年と言っても色んな事があった「凝縮」した7年間でありました。長期的には「下り坂」景気の中で本当に良いお客様に恵まれてきました。感謝申し上げます。

この7年間を振り返って、一言で表すなら「お客様に役に立つ」を修行したと思います。もともと「トヨタ時代」には、「お客様活動」と「当り前活動」の2大活動を「80点主義」で誰でも即行動に移すという視点で指導していましたので、その実践を行った7年間でもあります。トヨタも「まずお客様ありき」であります。商品がいい、ブランドがいいと言っても現場がお客様志向していなければ、全てが潰されてしまします。その面では、トヨタと言えども「人づくり」が重要であります。

この11日で満53才になります。論語では「知命」ということで、天職として後継者づくりに励むことが重要です。コンサルティングを誰でもできるようにするには・・と考えています。マーケティングに特化すれば、「商品」を切り口にすれば比較的容易になるのではないかと考えて「とっておきネット」や「マイアミ倶楽部」というものにトライアルしています。「商品」と「企画」・・これを強化して行きたいと思っています。



2.ちょっと役に立つヒント!・・「びっくり・本物について」

「びっくり・本物」に接するという事は本当に重要なことです。7年の蓄積でお客様が拡大して、色んな「びっくり・本物」に出会うようになってきました。最近、「靴のクリーニング」に出会いました。このきっかけは、当社のお客様がメーカー各社とサークル会を作っていて、その会で年1度「見学」を行く事に遡ります。大阪のお客様ですが、関西に留まらず全国各地での「見学」の機会を作ってくれています。本年は、広島県に行ってまいりました。
クリーニング。 も景気に影響を受けて縮小気味でありますが、この広島の業者は反転攻勢策として「靴のクリーニング」にチャレンジしています。革靴もあれば布靴もあり、本当にさまざまであります。ここの社長さんは「やって見ると色んなお客様が見えてくる」とおっしゃっていたことが耳に残っています。「靴」を洗う、まず最初は、自分や社員の靴でトライアルすることからスタートする訳です。それをやっていると、例えば、ボーリング場の貸しシューズが見えて来たとおっしゃっています。本当に、色んな靴が存在するのだと分かってくる訳です。
「クリーニングは衣類!」という先入観があれば、この社長さんの行動はない訳です。ある時に、「靴クリーニング」の情報に接して即行動で勉強に踏み出したことが、試行錯誤の上で立派なビジネスに育ってきている訳であります。「靴」のクリーニングも驚きますが、その非常識にチャレンジした社長さんこそ「びっくり・本物」だと痛感しました。



3.さいごに・・「マイアミ倶楽部について」

このコラムも1周年を迎えました。株価などを見ると政府の宣言とは裏腹にドンドン悪化しているようです。「不渡り」という危険がまた増加しています。本当に気分的に暗くなってしまいそうです。そんな中ですが、My AMIという通販のシステムを始めます。説明すると切り無い程長くなるドラマを背景に、現在、2社のお客様で行っている「とっておきネット」のシステムを活用するものであります
。 本来、とっておきネット」は、営業マンのフェースtoフェースの営業力を活用して本業の上乗せ効果を生むものでありますが、「マイアミ倶楽部」はネット販売をメインにしています。このネーミングのMy AMIのは、文字通り「私のエー・エム・アイ」というチョイスされるブランドになりたいという願いがこもっています。
ホームページでも。 マイアミ倶楽部」の入り口がありますので、覗いてください。私どもは、このシステムでネット通販の仕掛などを体験してノウハウを蓄積して行きたいと思っています。皆さんのご意見を承って、ドンドンよいシステムにレベルUPさせて行きます。何卒、よろしくお願い申しあげます。
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