<月刊AMI>2013年11月号 Vol.148 ■△▽●○□


1.「社風とリミット・ブレイク」



 右掲は、船井幸雄先生の著書にあった挿絵です。
社風というものを見事に表していると思います。
毎年、年度方針としてテーマを掲げていますが、この方針テーマを幹部の方に共有していただいて現場の方々に伝承して頂くという構図になっている筈ですが、今年の「ブレイク・ザ・リミット」は皆様に伝わっているでしょうか。

 伝わっているとして、あなたはどんなリミットに挑戦されているでしょうか。
山本五十六元帥は「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ」という有名な言葉を残しておられます。
まず、自分で率先垂範の姿勢を示すことが重要です。
「リミット」は、自分では不可能だと思うことを指しますが、自分が乗り越えねばならない「壁」(リミット:限界)を見つけることが第一歩です。

 この「リミット」を打ち破るには、先行する努力が必要になります。
皆さんもゲームをなさっていると思いますが、ゲームの「リミット・ブレイク」と原理は同じで、「壁突破」=Σ(チャレンジ)と公式化できると思います。
Σは集めるという記号ですから、チャレンジを集中的に繰り返すという事であり、ゲームの集中攻撃と同じなのです。
まず、「壁」を明確にしましょう。
私の場合、64才にもなり、将来の健康の為にダイエットが急務なのです。
このダイエットが壁だったのです。

 去年4月頃は94kgほどもあったので、ひざを痛めており整骨院に通っていたのです。
そこの先生が「ひざは1kg軽くなると3倍の3kg分ほど負担が軽くなる」と教えてくれたのです。
今でいう「3倍返し」ですね。以後、ダイエットにチャレンジして、食事による方法、さらに、ウオーキングによる方法が加わり、最近は、「腹凹法」という運動をウオーキングの中に取り入れています。

 よく生活習慣病と言いますが、長年のツケが溜まっているので、そんなに簡単にはダイエットが進まないのです。
右掲は、去年6月から月末時の体重をグラフにした物です。
食事で減量が進んだのですが、夏場を迎えて、ウオーキングを付け加えたのです。
その後、年末に向かって順調に減量に成功したのですが、今年の初め頃から82kgの辺りで推移して来ました。
「壁」にぶつかっていたのです。

 体重は変わらないが、ベルトは確実に縮まって来ましたので、「まぁ、ええか」と思っていたのです。
最近、ある会合でダイエットの話をすることになり、「これでは、いかん」となって、第3段のダイエット策を練っていた時に、「ゲンキの時間」というTV番組で「腹凹法」に出会ったのです。
これは、単純やから「できる!」と思って、今、実践中ですが、実際に、1ヵ月で▲1kgが実践できています。

 今のところ、「腹凹法」にも慣れて、ウオーキングの際にはリズミカルに腹筋を動かすようになっています。
お蔭様で、また、ベルトが短くなってきました。
が、体重は、思うほど減らないでいます。
友人は、「筋肉がついて引き締まっているんだ」と慰めてくれますが、やはり、体重を落としたいのです。
BMI=25は正常範囲の上限なので、私の場合、75kgが目標です。
その前の「壁」が、80kgなのです。これに挑戦して「リミット・ブレイク」したいと思っています。

 皆さんも公私にわたって「リミット」にチャレンジしてみませんか。
そして、「率先垂範」で「風」を吹かして欲しいと思います。
「リミット・ブレイク」の風が、いろんなところで吹いて、さらに、活気のある職場になって頂きたいと思っています。よろしくお願いします。


2.最後に
 11月になり、年末が迫って来ました。当社は、12月が決算月なので、いろんな事をしています。
まず、来年度の予算を練ることから始めています。
いろんな投資を予測することが大切なのですが、それを可能にする営業計画が重要であります。
営業計画には、「商品」と「販促」および「人員」という3つの視点が欠かせず、その結果、「儲け」が捻出できて「利益計画」に実行性が増すのです。
アベノミクスをどの程度信じて「投資」を考えるかが重要なポイントになっています。
皆さんの会社では、如何でしょうか。
また、個人としても、本年を反省して、来年への「想い」を描くことがポイントになります。
「なりたい自分」を描いて、現実とのギャップを埋める方策を考えたいと表地ます。


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