<月刊AMI>2013年10月号 Vol.147 ■△▽●○□


1.「心の鏡」

 右掲は「心の鏡」という物です。
私がサラリーマン時代に勤 務していた
トヨタ系販売店が、改修工事を竹中工務店に
依頼 したのですが、その現場の仮設トイレに
掲示してあったもの です。
私は、一目見てハッと驚き、慌ててメモしたのです。  さすが、天下の竹中工務店ですね。工事現場でも一流の物を持っています。
確かに、工事にはいろんな下請企業の方が来られるので、
受け持った作業を指示通りにするだけなのですが、
そこは人間が行うものなので気持ちの持ちようで変わるところも多いのです。

 「心のゆがみ」って、どのように思いますか。
私は、日常生活が大切なので、例えば、この記事を書くにも「心のスタンス」がその時の気分によって変わります。
何もかも順調というケースはないので、心の中にいろんな思いが浮かぶ訳です。
もう、その位でええじゃないかという甘い囁きをする自分と、まだまだ、もっと練り上げねばという厳しい自分なのです。
この時に、「心の鏡」を思い出し、厳しい方の自分に戻ることができているのです。

 営業の方は、会社の命運を背負っておられるのです。
その責任重大な方に「心のゆがみ」が蔓延ったらどうなるのでしょうか。
例えば、お客様との関係ですが、Faxでの見積の依頼に対して、Faxで回答するケースが多いのですが、回答のあとフォローの電話をすれば受注の確率が高くなると分かっていても「まぁ、ここはFaxで大丈夫」という甘い囁きに負けてしまうのです。
もちろん、結果が全てなのですが、仮に、失注とすれば、後悔が残る筈です。
あの時、フォローの電話を入れとけばよかったのにと悔やんでも後の祭りなのです。こういう敗戦も隠れているのです。

右掲は、Facebookに投稿されていた「言い訳」というものです。
「心の鏡」と「言い訳」は同じような意味合いを持っています。
自分のことを正当化するというのは当然なのですが、それにも「手段をみつける」と進むか「言い訳を考える」かの2通りがあるのです。
私は、若い時から「とりあえず、やってみる」という主義だったので「手段」を見つける派という風に思っていますが、それでも、苦手なことには甘い自分が勝って「言い訳」を探している自分も存在しています。
でも、自分では、そういう部分は少ない方だと思っています。

 営業ならば、「目標を達成する」という最大の任務を果たすために、「もう1件」という粘りと「なぜ、うまく行かないのか」という反省から「新しい方法の発見」ということも極当たり前な事だと思うのです。
当たり前なら自分の環境を変える努力をしているだろうかというチェックが必要です。
毎日、同じ繰り返しでは「マンネリ」となって、お客様との関係も冷めて行きます。常に、ギャップを認識して「投げかけ」を行うのが職務で成績にもつながるのです。
「投げかけ」るには「不足」しているものがある筈ですし、「不満」に思うこともある筈なのです。
これらの「筈」を上司にぶつけているでしょうか。
上司はこれらを受容して、一緒になって「前向き」になっているでしょうか。
「心の鏡」には、こういう意味合いも含まれていると思います。
皆さん、これを機会に「心の鏡」を正そうではないでしょうか。
正しく映ることが重要です。ぜひ、チェックしてみて下さい。


2.最後に
 10月に入り、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋・・といろんな「秋」が始まっています。
私は、ダイエットの秋にしようと思っています。
食事のバランスをとり、カロリーも計算しながら、炭水化物を減らすダイエットを実践しようと思っています。
約1年半、ウオーキングによるダイエットを継続しており、より効果を高めたいと思っています。
約94kgだったのが、現状、81kgになりました。
身長は174cmなので、BMI値で普通範囲の最大値25=75kgを目指したいと思っています。
ここ半年ほど「81kg」の壁に跳ね返されていますので、いよいよ、炭水化物ダイエットを織り込もうと思っています。
皆さんの秋は、どんな事にチャレンジされていますか。


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